小学生 英語 必修化 について

某日新聞を読んでいると、小学校での英語教育の問題点について書かれていました。

教員によっては、英語アレルギーがある方もいる様で、実に大変な状況です。フィンランドのように、国民の数が数百万人のようなところであれば、質の高い教員を確保するのも苦労なく出来てしまうのかもしれませんが、数が多い日本ではなかなか難しいのかもしれませんね。

週1回とか2回の英語レッスンを小学3年生位から始めたとしても、その他の時間英語に触れている時間がなければ、道具としての英語の獲得は難しいように思います。

かなり乱暴なやり方かもしれませんが、予算の関係もあるし、教員の質にもバラツキがあるので、私は小学生の英語の授業というのは コンピューターゲームのようなものを英語でさせてみて遊ばせたり、ディズニーの英語を見せるなどさせて、小学校の先生の能力がバラツキがあっても出来ることをさせるのが、ロングスパンでは良いように思えます。『英語はなんとなくこんな感じ』という印象を子供に持ってもらい英語に対する前向きな感覚を形成できれば十分ではないかと思います。

そこから、興味のある子は自分で英会話教室や英語教室に通うことを選択すれば良いですし、英語でもっとゲームをやりたいという子供は、ゲームをさらにするようになり、結果として英語学習や英会話学習はそれなりに進むように思うのです。

ゲームを英語でやるようになれば、複雑なゲームになればなるほど、より英文読まなければならないなど文法的な側面の理解が必要になるので、その時はみっちり理屈を理解してもらえるようにすれば良いように思います。

国民全体にある程度の効果を期待するには、どこを妥協点にするのか?という視点が重要であると思います。

英会話 技術 の重要な力の一つを高田純治さんに観た!

先日バラエティー番組を見ていると、若かりし頃の高田純治さんがバズーカ砲を持ってオーストラリアのテレビ番組に出ているシーンがありました。

あの様子を見みる限り、あまり英会話はできないように思うのですが、英会話をする上で重要な要素を確実に持っているので、高田さんが英会話学習を始めると、メキメキ上達するのだろうなと思っていました。

英会話が上達する上で重要な要素というのは(これは日本語でも同じだと思いますが)相手の注意を引くことが出来るということです。自分の英語があまり堪能でなくても、相手の注意を自分に惹きつけることができる人は、つたない英語でもそれなりにコミュニケーションが取れずようになります。そうすると楽しくなるので英会話学習はドンドン進みます。

高田さんは、このオーストラリアのティー番組にゲストとして出演した時に開口一番こういったのです。

「I am a famouse Japanese comedian」

famouse という英単語の使い方が絶妙だと思います。スタジオの人達はこれを聞いただけでゲラゲラと笑っているのです。こういう風に注目を惹きつけることができると、その後で聞いている人達はこの人物は一体どういうこと話すのだろうか?と聞き耳を立てることになります。そうするとつたない英語でも会話はスムーズに進わけです。

英会話 簡単 に上達する方法はあるのか?

インターネットなどで英会話学習に関する情報を閲覧していると〝簡単な英会話学習法はあるか?〟のような話がよく書かれています。

私のこれに対する結論は「英会話学習者がどう考えるか?心の持ち方次第で簡単にもなるし苦痛にもなる。ただし、学習なしに英語力が上がる事は絶対にない」というものです。

例えば私の場合、英会話学習は大変だと思った事はあまりありません。時間は費やしていますが、結構簡単だったと思います。(人から見るとそうではないのかもしれませんが、自分の感覚ではそうなのです。)その理由を考えてみると、英語を通じて何かしら楽しむことをしているからです。楽しいことは、大変なことでも苦痛でなくなります。

例えば、その昔英語ができなかった時に英語で新聞等を読めるようになりたいと思いました。ただしこの時の出発点というのは、英語の勉強しようということではなくて、英字新聞に対応いう情報が書かれているのか知りたい というのが始まりだったのです。そうするとこれを読もうと必死にはなるのですが、内容がわかってくると非常に楽しいのです。

また、英会話が全然できなかった時には、確かに最初は大変だったのですが、いろいろな人と話をして楽しみたい という欲求がまず強かったので、自分が知っている知識でとりあえず話そうとしたのです。そうするとなんとなくでも、英語でコミュニケーションが取れるようになります。そうすると英会話は案外簡単だと思えます。そしてそこから、より意思疎通ができるようになるためには、自分に対してどのような学習を課していかなければならないのか?ということを考えてそれを改善しようとします。それを繰り返すと英語学習はどんどん楽になります。

純粋に今日までこれを積み重ねてきたのです。

英会話学習をしようと思う人はまず、英語ができるとどういうことが楽しくなるのか?楽しくなる部分についてまずフォーカスして考えてみると良いと思います。

2014年12月10日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話が出来ない ・・・・! 英語力とは別の理由。

英会話を習っている、時々生徒さんに見られるケースなのですが、英会話をしようと思っても話が続かないと言う場合があります。

こういう時に陥りがちなのは「自分は英語ができないからだ」とか「やっぱり自分が英会話できないんだ」などと結論付けてしまうことなのですが、必ずしもそうではありません。

その人の持っているキャラクターとかアイデアに問題がある場合があります。

例えば私が以下のような質問をしたとします。

・20年後日本人は英語が上手になっていると思いますか?またその理由はどうしてですか?

・リニアモーターカーが品川と名古屋の間を結んだ時にどのような人達がそれを最大限活用しメリットを得られると思いますか?

このような質問をした時に

1.日本語ですらすら答えられるけれど、英語になると答えられない。

2.日本語ですらすら答えられない、そして英語でも答えられない。

と言う2つに分かれると思います。

1番に該当している人は、英語力の問題ということになるでしょう。ところが2番に該当している人は、これはもう英語力以前の問題です。日本語の段階でアイディアを思いついていないのですから英語で答えることができるわけは無いのです。このような方達はまず日本語で発想力を磨く練習をした方が良いと思います。

2014年12月7日 | カテゴリー : 英会話 話題 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 継続 出来る事も才能

英会話学習中のある生徒さんと、これまでのレッスンについて話をしていました。長期間にわたって学習中の生徒さんなのですが、少しずつ少しずつ成長しています。〝来年はまた1つ大きな目標を持ちましょう〟という話をしていたのですが、以前から目標としていたところにいよいよ来年挑戦できそうです。

英文法、英語リスニング、リーディング能力 全ての力が少しずつ上がってきているのですが、これもひとえにこの生徒さんが、地道に学習して下さった結果だと思います。そして改めて思うのは〝継続できることも才能である〟ということです。

短期間で大幅に力を上げてくれる生徒さんもいますが、一般的に英語学習や英会話学習の状況見ていると、地道に長く英語学習をして下さった生徒さんの方が、確実に力を上げています。そして講師として1番嬉しい事は、英語力が本当の意味でその人の人生にとって役立つものになっているということです。

英会話がある程度できるようになって、 以前よりも旅行が楽しめるようになったという方ももちろんですが、英会話学習から始まりそしてTOEICや英検学習などをしていって、転職などをして所得がアップしたり、社内で昇進したりする方、資格取得はもちろんのこと、英語で仕事をするようになったという方もいます。いずれの方にも共通しているのは、やはり地道な継続です。

長期的ビジョンで考えて、英語学習が人生に役立つものであればと思います。

英会話学習 方法

英会話学習している生徒さんだけではなくて、英語学習をしている全ての方達にお伝えしているのですが、英語学習というのはどうしても長い時間はかかります。そして、継続的に学習していかないとどうしても効率は上がらないので「長続きできる方法を考えてみてください」とお伝えしています。

いちばん簡単な、長続きできる方法の準備は「楽しめる方法を沢山考えること」です。

例えば私の場合は、英語学習用のCDを使っているとつまらないので、出来る限り生のニュースを聞くようにしました。この方が話の内容にも変化があり、飽きずに続けられるのです。また英語の文章を読む時も、英字新聞をよく読むようにしました。新聞を読む方が、英語教材よりも楽しく感じたのです。

また、英会話についてですが、向こうに住んでいた時には、よくパブに出かけて人と話をしていました。酒を飲みながら話すほうが楽しいし、思いがけない情報も収集できるし、そして何よりも実践的であるので、自分が英会話をする時に、そのような部分を改善すべきか?ということがリアルに解かります。また、英会話の中で英単語覚える方が、圧倒的に英単語帳で覚えるよりも楽である ということもあります。

楽しい方法を可能な限り考える方が、英会話学習は長く継続できます。そして、結果的に力が付きます。

英語リスニング 聞き流し が適している人・いない人

私は時間がある限り生の英語を聴くようにしているのですが、インターネットなどで情報を閲覧している場合にはAFNなどをかけっぱなしにしていることが多いのです。

英語リスニングの力を本当につけるには、集中して聞くことが必要なのですが、色々な英語の発音に慣れるなどと言う時には、必ずしも集中して聞いていなくても良いように思います。

これをやっていると、今まで聞こえてこなかった英語が突然聞こえてくることがあります。結構嬉しくなる瞬間です。純粋にこれは発音に慣れたということなんでしょう。

英文法の知識があり、英単語をたくさん知っていて、英文をスラスラ読めるけれどもリスニングが苦手だという人は、英語の音そのものに慣れていない可能性があります。そういう方は、できるだけたくさんの生の英語を聞いてその音に慣れるのが1番良いでしょう。

間違ってはいけないのは、やさしい英語でもほとんど聞き取れない人は、これをやらない方がが良いということです。初心者の方はディクテーションなどを通じてまず正確に音を聞き取る訓練をした方が良いでしょう。

やさしい英語をある程度聞き取れるのに、難しい英語になると、途端に難しく感じると言う方には、英語を聞きっぱなしにする方法もありだということです。

英会話 リスニング 耳の偏りを防ごう!

英会話 リスニングに慣れようとCNNやBBCのニュースなどを観ている方もいるかと思います。これに関する私のエピソードを話したいと思います。

私はアイルランドに一時期住んでいて、大量の英語をそこで聞いていたので、帰国した頃はそこの英語が一番聴き取りやすくて、アメリカ英語は非常に聞き取りにくかったのですが、暫くCNNのニュースを見ていたところ、その発音体系に慣れてしまい、あれほど聞きやすかったRTEニュース(アイルランドのテレビ局ニュース)が聞き取りにくくなった記憶があります。

このエピソードから言えることは、どんなに聞き取りづらい英語であっても、それに慣れてしまうと聞き取れてしまうということです。何事も練習ということなのでしょう。

上記のような経験を私はしているので、以降バランス良く世界の様々な英語を聞くよう努めています。

英会話をネイティブスピーカーなどから習っている方は、その人物の英語に慣れてしまい、先生が変わってしまうと聞き取りにくくなるという可能性も大いに考えられます。ですから、日頃の英語学習の際は、その辺りを考慮して、色々な英語に耳を傾け耳の偏りを防止した方が良いでしょう。

英語がワールドワイドになってくると、様々なメリット、デメリットが生まれますね・・・(笑)

ビジネス 英語 実践を経て見つかった課題。

最近ある生徒さんが仕事で海外に行ってきました。そして、仕事で英語を使うこととなったのです。

現地に行ってみて、自分の英語力に関して様々なことがわかったのだそうです。例えば、英語で自分の言いたい事を相手に伝えることは出来るけれど、相手の言っていることがうまく聞き取れなくて、これからの課題は「リスニング能力を高めることである」と言う話をしていました。

百聞は一見にしかず と言いますが、英語学習に関しても全く同じ話です。自分で実際に生の英語現場を経験してみると、自分の英語力というものがよくわかります。特に仕事で英語を使う方であれば、自分の英語力に関して一体何が足りないのか?ということが本当の意味でわかるのです。

英会話学校などで、英語の練習をしていると、確かに英語自体は上達するかもしれませんが、自分の仕事でそれを使おうということになると、単なる英語だけの問題ではなくて、自分の専門とする分野と英語の関わりという問題が出てきます。そして、実際にどういうことが本当に必要であるのか?は やはり実践を踏まえて見てみなければわかりません。上記の生徒さんはそういった意味で本当に良い体験をしたと思います。

自分の課題が見つかったことで、英語学習のモチベーションもさらに上がることだと思います。

英会話 実践の場 ゲストハウスを多用する ある生徒さんのお話。

最近私のある生徒さんは、用事で北海道から出ることが多いのだそうです。その時に、積極的にゲストハウスを利用するようなのですが、当英語教室のレッスン時に、そこでのエピソードについて話をしてくれます。

〇〇の場面で外国人から△△と英語で言われた という形です。英語で話しかけられる時に聞き取れないこともあるようです。

良く言われることですし、私の経験からも言えることですが、体験に優る学習はないと思います。体験したエピソードを忘れなくなるものです。そして、その強烈な印象から、様々な発想が生まれます。

〝こういう場面があって、自分はこういう話が出来なかったけれど、それはこういう英単語を知らなかったからだ〟

〝こういう場面で、この英文法を知っていれば、より効的に内容を伝えられたかもしれない〟

そういう発想から、新たなモチベーションが生まれます。そして、そういうモチベーションの下で学んだ内容というのは、なかなか忘れないものです。体験がその後の行動の契機になるということです。

実際私も、初めて英語を実際の場面で使った時のことは、鮮明に思っています。〝パスポートを預かって下さい〟と言った場面でした。そして〝こういう伝え方もできたな~〟と軽い反省もあったのです。

上記の生徒さんがゲストハウスを多用して、英会話実践の環境に身を置くのは素晴らしいことであると思います。

2014年11月19日 | カテゴリー : 実践英会話 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa