英会話が強いゆとり世代と指導方法

最近の10代とか20代の学生さんを見ていると、本当に英会話が私たちの世代と比べて格段に上手だと思います。

いろいろと理由はあると思うのですが、インターネットの普及やら、英会話教室が偏在している状況でそれだけ英語に親しむ機会が私たちには私の上の世代よりも格段に増えているのかもしれません。

さて、いわゆるゆとり世代の若者場合、英会話を上達させようと講師の立場から考えると、文法的に弱いとか英語の文章構造を把握する力が弱いといった問題点があります。また、あまり怒られるとか厳しく指導されるという経験がないからか、メンタル的な弱さというものもあります。

そういった状況を踏まえると、良いのか悪いのかという事は別に置いておいて、相手の良いところをできる限り伸ばしていくということが必要になります。

例えば英会話が上手な生徒さんの中には、発音が上手な方もいます。そのようなお子さんをまずその点をしっかりと認めててあげることが重要になります。そして少しずつ文法的に弱いところなどを修正いく作業が必要になります。

実際私の教室に通っている生徒さんでも、英文法が苦手だったのに興味を持ち出して以降は、目覚ましく上達したというケースも多々見られます。指導方法によって結果が大きく変わるというのは実に面白いものです。

英会話 フィリピンパブ 2

ある男性の生徒さんに、英会話上達のためにフィリピンパブに行ってみるというのはいかがですか?と提案しました。

行ったことありますか?:生徒さん

私は無いですよ:私

こんな話をしていたのですが、この生徒さんから衝撃的な話が出てきたのです。

実は私はトラウマがあって・・・・

「昔行ったことがあるんですよ。今から20年くらい前ですが、凄く綺麗な女性に一目惚れをしてしまって・・・・ところがその女性はニューハーフだったのです。ニューハーフという言葉もあるかどうかわからない時代だったのですが・・・・ 私が女性だと思っていた人が、女性ではなくて非常に衝撃を受けて以来そこには行かなくなったんです・・・・・。」:生徒さん (注:ニューハーフが悪いと言うことではありません。ただ単に、女性だと思っていた人がそうではなかったというだけの話です。)

そうでしたか・・・・。それでは、ウクライナパブしかないですね。:私

こんなやりとりをしました。

英会話上達のための1つの方策として、このようなことを提案させて頂いたのですが、まさかこのような話になると予想もしませんでした・・・。英会話上達のためには様々な苦労・試練があるということが改めてわかりました。

英会話 リスニング 相手の話を予測しながら聞こう!

英会話をする際に相手が言っていることを聞き取るのが苦手であるという方がいらっしゃるかと思います。

英文法や英単語の知識といったものも必要なのですが、それと同時に必要になる力があります。それは相手の言う事を予想しながら聞くということです。これは英語の文章を文脈に気を付けながら読み取る訓練とも関連してきます。

初心者が英語を聴くときには、英語を日本語に置き換えて聞こうとすると思うのですが、ここに力を入れ過ぎると相手の話している英語の流れがわからなくなります。英会話をする際には流れが非常に重要であるのです。ですから文脈から相手の話を予測するということが必要になります。

今日の天気はどうですか?:A

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    :B

だったら厚着をして外出しようかな。:A

このような話の流れがあるとします。Bさんの英語がが完全に聞こえなくても、おそらくBさんが言っていることは予測できるはずです。これは話の流れを理解できるからです。そして予測をしながら聞いていることになります。

英会話をする時には、このように相手の言っていることを予想しながら聴くことで話の流れに付いて行くことが出来てコミュニケーションがとれるわけです。

英会話 習得方法 大人には大人のやり方がある。

英会話学習ための教材のキャッチコピーとして「赤ちゃんは~して英語を学んだのです」と言うような謳い文句がよく目に入ります。

赤ちゃんのように大人も英語を学ぶと上達しますよという宣伝文句なのです。

私は、個人的にこの謳い文句自体が筋の通っていない話しだと思っています。まず、脳の発達という関係から考えるときに、そして大人が本当に赤ちゃんと同じ状態で英会話を習得できるのか?という疑問が残ります。そして、私の知る限りで、赤ちゃんが語学を習得したとする方法で、習得できた人に未だかつて一度も会ったことがないと言う興味深い事実があります。

大人になってから英会話学習を始めた方は、皆楽しみながらか、苦労しながらかは別として皆それなりに真剣になって英会話を習得している人ばかりなのです。

人々が語学を学ぶときには、その人に合った方法を選択すればよいのだと思います。大人であれば、経験や理屈の理解というアドバンテージがあるので、それを生かした学習をするというのは大きな武器になりうると思うのです。つまり英文法のルールなど理解しながら覚えるという方法です。

もちろん、赤ちゃん的な語学の習得方法で成功するのであればそれはそれで良い方法であるとも思います。(出会ったことはないですが)

2014年4月29日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 リーディング 力との関係。

英文法や英語構文をある程度理解した人が、英文をたくさん読むと英会話能力につながるというのは確かでしょう。

まず英文をたくさん読むと、英会話をするよりも圧倒的に多くの英語に触れることができます。英語にたくさん触れることができるということが、英語的発想になるということも意味します。英語的な発想できるようになると、英語を聞くことにも役に立ちますし、英語的発想で文章を書くことができるので、書くことができるものは基本的に口から出するわけですから、英会話にも役に立つということなのです。

理想言うと、英文を読みながら「この表現はまた使えないから使えるようになろう」とか「こんないい方もできるんだ」などと書かれている英語に対してできるだけ興味を持って接するとよいでしょう。

興味を持って接することで、そうでないときと比べてさらに吸収状態は良くなると思います。

私は自分に英会話をするときに、自分でガリガリ学習した記憶はないけれど、いつの間にか使えるようになってる表現というのがあります。これはおそらく、私が習慣的に英文を読んでいることから、いつの間にか情報が蓄えられて、そしてその情報を元にして英会話で使っているのだと思います。

英会話も上達したい方は、話すことばかりに気を取られずに、ぜひたくさん英語を読んでみてください。

英会話上達 のコツ 上達具合を数値化・形にしてみる。

英会話学習のモチベーションを失う理由は様々ですが、「英会話上達 具合を数値化できない」というところも大きいかもしれません。

そこで私のお勧めするのは、可能な限り上達具合を確認する作業と、どの位上達したか? と言う事を客観的に把握するための工夫をするということです。

例えば英会話学習をしている時に、英語学習の様子を日々ブログ日記に書いてみるというのも良いでしょう。自分は今日のレッスンで習ったけれども覚えてない英単語を記録に書く、自分が英語の授業で習った英文法のことについて書いてみる。そんな形で記録に残してみると、時間が経つにつれてどのくらい上達したか?ということが把握できるものです。そして、この書いた事そのものが復習にもなりますし、後で振り返るときにも効率的に見直すことができます。

英会話のスピーキングテストにチャレンジしてみるというのも1つの手です。例えば以下のような英会話のレベルアップを確認する試験が、アルクさんにあります。TSST です。

定期的に自分のスピーキング能力の向上のためにこのような試験を受けてみるというのも良いですし、旅行が好きな方は実際に海外に出かけ英会話をしてみるというのもありでしょう。

モチベーション維持のためにも、可能な限り上達具合を形にするように心がけてみてください。

英会話習得目的 は?

英会話学習をする上でモチベーションの維持は重要になりますが、何故英会話を習得したいのか?という目標が明確になればなるほど、学習効率も上がりそしてモチベーションも落ちないものです。

最近あまり聞かなくなりましたが一昔前は、英会話ができるとかっこいい そういう理由だけで英会話学習を始めた人も多かったと思います。

中には、他人に対して見栄を張る事が生きがいのような人もいるので、英会話ができるとかっこいい というだけでもモチベーションを維持することが可能な方もいますが、一般的にはそれでは習得はなかなかできないのです。

それではなぜこのような状況では習得できないのでしょうか?

それは、英会話を作って何をしたいのか?ということと結びついていないからなのだと思います。

かなり状況は極端ですが、あなたの大切にする人が、英会話を話す何者かに無残にも殺されたとします。復讐したいという欲望がピークに達すれば、英会話がたとえできない人であったとしても、その復讐心ゆえにすぐに上達するものです。英会話を習得するということ自体が単なるプロセスに過ぎないので、目標を見失わずに上達することができるのです。

長々と書いてしまいましたが、本当に英会話を習得したいというのであれば、その先にあるものよく考えてみましょう。

日本人が欧米人よりも英会話上達に時間がかかるのは仕方ない。

海外留学をした人が一度は思うことの1つに「欧米人が英会話を学習した時に日本人に比べてすぐにペラペラになる」ということがあると思います。

私も向こうに住んでいた時には、確かにそういう状況を何度も目のあたりにしたものです。ですがこれは仕方のない事なのです。日本語と、欧米人使う言語は根本的に違うからです。そして、発想自体も大きく異なります。

例えば、記憶力の良い人の事を英語ではhave a memory like an elephant と表現しますが、日本人の立場から見ると記憶力と象との関係がいまいちわかりません。(象は生まれてから死ぬまでのことを全て覚えているのだとか・・・)日本人はこの表現を使うときに、表現方法自体が違うことをから出発しなければいけないのです。ヨーロッパ人からすればこの発想は理解できるものなのでしょう。

欧米人の英会話学習者は、自分たちの言語を英単語を使って置き換えただけでもそれなりに通じるものです。しかし日本人とってはそんな事は不可能になります。

私の友人のポルトガル人は5か国語を操りますが、彼もよく「日本人は英会話を習得することは本当に大変だ。ヨーロッパ人である英語を習得するとは訳が違う」とよく言っていたものです。

言語が違うと習得に要する時間も変わってくると考えて気楽に英会話学習に取り組みたいものです。

2014年4月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 睡眠学習の効果は?

海外に住んでいた時に英会話を上達させようと、英会話 睡眠学習 にチャレンジしたことがあります。やり方は非常に簡単で、寝ているときに英語で流れてくるラジオを、かけっぱなしにしておくというものです。

その効果のほどですが、正直なところよくわからない。 というのが本音です。

1つだけ悪影響があったのは、寝ているときにこれをやっていると、次の朝起きた時に非常に眠気がするという事でした。

ただ、時々よくわからないのですが、日によっては自分が考えられないほど恐ろしく英語ペラペラしゃべれるという日もありました。どこまで効果があってどこまで信用できるのかは何とも言えないところなのです。

潜在意識と顕在意識の違いなのかもしれません。

英語のラジオをかけっぱなしにしていると、潜在意識はこの英語処理しているのかもしれません。

英会話をしようと心がけると、よくわからないけれども本当に、自分の能力以上に英語を話せると言うことがありました。今現在は、ほとんどの英語を顕在意識を使って話せるので、このようなオカルトチックな状況に頼る必要ないかもしれませんが、その当時はそんな現象も見受けられました。

興味がある方は、一度この 英会話 睡眠学習 にチャレンジしてみてください。

 

 

英会話 アルコールの効用。

その昔私が英会話初心者だった時に、頭の中でいろいろと文章組み立てようとすると、話をスムーズに進めるのが大変だった記憶があります。

ところが不思議と、脳みそにアルコールが周ったときには、そんな意識は完全に吹っ飛んでいて、どんどんこなすことができたのです。

私は脳の専門家ではないので、英会話とアルコールの関係については分かりませんが、実体験に基づくので間違いありません。さすがに泥酔状態では、何を話したのかも覚えていない場合もあるのですが(笑)、とりあえず私が酒を飲んでいる時に相手の人から、酒癖について問題が出たことがちっともないので、英会話をしている場合でも、楽しいことしか話していないのでしょう。

英会話をする時に、余計なことを考えて英会話をすることが億劫になったり、それによって英会話をする自信をなくす危険性を秘めている人は、お酒を飲みながら外国人と話ができれば、そのような場所に出掛けてみるというのも、1つの考え方なのかもしれません。

日本に住んでいるとなかなか難しいかもしれませんが、多国籍の人が集まるような環境で、酒を飲みながら様々な話題について
英会話をすると、見聞を広げることにもなります。是非アルコールを積極的に使いながら英会話楽しんでください。(笑)

2014年4月26日 | カテゴリー : 英会話 環境 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa