海外留学をしても、英会話が上達する人と上達しない人がいます。
実際私がアイルランドに住んでいた時も、現地に半年とか1年余住んでいるのに、あまり英会話のレベルアップしていないと言う人が結構いたものです。
そういった人達全てに共通して言えた事は、英語の基礎力がないということでした。この英語の基礎力というの分解してみると・・・
・基礎的な英単語を知らない。
・中学校レベルの英文法理解していない。
簡単に言うとこういう状態だったのです。そして、英会話はある程度できるという人でも、まともな話をすることができないという人を観察してみると、英文リーディング能力が低いということでした。
結局基礎的な英語力を理解していないと、時間をかけても、大人の場合、英会話は上達しないということを、つぶさに観察することができたのです。
これは実にもったいない話です。
簡単な英文ををスラスラ作れる力さえ獲得していれば、英会話能力というのが徐々に自然に発展してくるのに、このサイクル形成ができていないので時間をかけても、英会話は上達しないのです。
雪だるまを考えてみれば良いでしょう。
最初に、自分の手のひら位の雪玉をガチガチにしてしっかり作ります。そして、それを転がしていけば、自動的に大きな雪だるまができるわけです。
英会話学習もこれと同じです。海外に留学する前にその点をしっかり前て欲しいというのが、英語教師である私の切なる願いです。