英会話 才能2

英会話を含めた語学の才能について話してきましたが、今日は英会話の才能にはどんなものがあるのかということを話していきたいと思います。私が考える英会話の才能というのは以下のような要素に秀でている人のことを指すと思います。

・短期間でいろいろな英語表現をインプットできる。

・少ない知識で様々な状況を話して説明できる。

・相手の言っている話をきちんと理解し、適切な応答ができる。

・リスニング能力に長けている。

・様々な疑問文を英語で作ることができて、相手からいろいろな情報を引き出すことができる。

・様々な人と様々な話題について話すことができる。

・英語の発音が素晴らしい。

・間違っても間違っても粘り強く練習を続けることができる。

まだまだあるのですが普段思うのはこんな要素です。その中の1つでも人より優れているのであれば英会話の才能はあると言ってもいいと思っています。

つまり、自分が人よりも秀でていると思うポイントを積極的に伸ばしてことが重要であるということなのです。上に挙げた要素すべてに関して優れている人もいいと思いますが、大抵の人は全部ができるということはないはずです。

自分が得意なと思う要素に着目し、その部分を伸ばすように努力していくと、だんだんと自信がついてきて、他の英会話に必要な要素の弱点部分も気にならなくなったり、少しずつ上達させたりすることができるでしょう。

2014年3月13日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 流暢になる為に3

英会話の練習する際に、流暢さを妨げる項目を考えてみると、その一つは時制なのです。例えば「食べる」という動詞を例に考えてみましょう。

主語がHe である時にどれだけ変化するか?という事を考えてみると・・・

He eats

He is eating

He is going to eat

He will eat

He ate

He has eaten

He had eaten

などと変化していくわけです。これを正確にに間違えないようにと考えると、これだけで時間がとられてしまうのです。そこで私はここの部分だけを時間がある時に練習してみたのです。機械的練習してみても面白くないので、目の前にある様子を時間があれば簡単に英語にしてみたのです。

例えば電車に乗っていて、目の前の男性が本を読んでいる時などは「He is reading a book 」などという具合です。 そのように練習していくと、ある時に気づくことがあったのです。それは今まで苦労していた英語の時制の変換が思う考えなくてもできるようになっていたのです。これは変化のスピードが上がった訳ではなくて、結論から言うとよく言う英語の言い回しを覚えてしまったということなんでしょう。こんな簡単なやり方があることに今まで気付いていなくてショックを受けたのです。

2014年3月10日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 流暢になる為に2

英会話が流暢になるためには何ができれば良いのか?ということを考え始めたのですが、それを考えるために逆に、なぜ英会話が流暢だと思えないのか?と考え始めました。よく考えてみると、それは「頭の中で考えて英作文をしているからだ」という結論に行きつきました。

例えば「彼はその川で泳ぐことが出来ます。」という日本語を英語に変換するとします。そうすると、昔の私は・・・

・主語はHeだ。

・~出来る だから助動詞Canを使う。

・助動詞の後ろ だから動詞の原型になり swim だ。

・前置詞は in だ。

・どの川で泳ぐかは明確だから the river だ。

このように細かく考えていたのです。時間が経過すると変換スピードが段々早くなったので確かに、考える時間は少なくなったのですが、なにぶん考えていることには変わらないので、非常に疲れたのです。そして自分の中では英会話が流暢では無いと思っていたわけです。

そこで私は、考えなくても良くなるような訓練を始めたのです。それはよく使うパターンをほぼ暗記するレベルまで練習したことでした。その練習を始めてから、自分の中で英語を話す際に考えている感覚は非常に少なくなったので、流暢だと思えるようになったのです。

続きは次回。

2014年3月10日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

捨てる事が重要な英会話

英会話ができるようになりたいけれども話せないという人の中には、完璧主義のせいで話せないと言う方も結構いらっしゃいます。

例えば「オリンピックを楽しみにしていた」という文章の「楽しみにしていた」という部分をどのように表現すればよいのかということが言えなくてスムーズに会話ができないという方がいます。

こういう時に重要になるのは、発想の転換や捨て去ることです。自分が言いたい事を100%日本語から英語に変換しようとするとどうしても言えなくなる部分があります。

こういう症状に陥って英会話が思うようにできないという方は、極論を言えば70%ぐらい自分が言いたいことを捨ててしまって30%話せれば良いという発想を持つことが重要です。

100%主義を追い求めるとどうしても妥協することができなくなるので、自分の頭の中に完璧に日本語から変換できる表現がなければ会話ができないという事態になってしまいます。

日頃の練習では出来る限り細かいところまで持っ言えるようにすることが重要です。しかし実際に会話をするときは思い切って捨てることも必要になるでしょう。

英会話をケラケラとできる人であっても完璧に自分の思ったことを英語に置き換えるというのはできないものです。割り切ることで少し道が開けるでしょう。

英会話を更にレベルアップさせる為に

英会話習得するには簡単な内容をスラスラ話せるようになることが重要ですが、それができるようになった方は、可能な限りネイティブが使うような表現で話すことを意識してみると良いでしょう。

簡単な作文ができるようになって、英語でコミュニケーションが取れるようになるのは楽しいことなのですが、そこからさらにレベルアップするためにはさらなる練習が必要になります。

この練習をするためには、ペーパーバックを英語で大量に読むということも有効ですが「とっさの英会話」のような書籍を読んで可能な限り覚えてしまうことも有効であると思います。

よく使う表現を覚えることは苦労も伴いますか、その苦労した分だけ得るものも大きいと思います。私がこれをやったときにどのような変化があったかというと、ハリウッド映画などを見ている時にかなり聞き取れるようになったということです。つまり必要な情報を頭に入れたおかげで聞き取りが非常に楽になったということなのです。

私はもともとあまり英語耳があまりよくないようで、どちらかというと聞き取る力を知識で補っているところがあるのですが、そういうタイプの人間だからこそ、この訓練は非常に役に立ったように思います。

 

2014年2月15日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

公立学校の英会話授業について2

前回のブログでコミュニカティブ・アプローチ的な英語学習観に基づく、英会話レッスンを批判しましたが、今日はこれについて、もう少し深く私の意見を述べたいと思います。

私が、まずこの英会話授業を公教育の場で導入することに反対するのは、私が実際に、こちらの英語教室で生徒さんを観察していて.この種のやり方で恩恵を受けている人がほぼ全くと言って良いほどいないという事実を知っているからです。そして、英文法の理解を始めとする知的訓練を中学校や高校でかっちりやっている学生の方が、はるかに英会話が上手であると言う事実も目の当たりにしているからです。

もう一つの反対理由は、この学習方法では英語が全然読めるようにならないと言うことです。大学に進学するなり、世の中に出て、TOEIC試験等を受ける段階になった時、会社に入り英語で情報交換をする機会に迫られたときには、「この寿司屋さんはおいしいよー」などと、英語でどうでも良い会話ができるよりも、それなりに英語で文章が読めることが非常に重要になります。英会話すべてを否定しているのではありません。英会話は必要なのですが、やり方がおかしいというのが私の意見です。

学生達はたとえ嫌でも学校にいかなければならないので.強制的な環境があるのであれば、知的訓練にもう少し時間を費やして、個人の自由時間において英会話を楽しむ事をさせる方がはるかに良い結果が出ると思うのです。

2014年2月13日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話上達の為の原因分析

英会話ができるようになりたくて、英語学習を継続しているのに・・・・あまり話せるようにならないという方は、英会話学習をするだけではなくて話せない原因をきっちり考えてみることをお勧めいたします。

そのように言っても、何から考えて良いのか分からないという方も多いので、解決の手掛かりを記したいと思います。

Hoshino英語教室にお越しになる生徒さんを見ているとだいたい原因は以下に分かれます。

1.英単語が使える形で身に付いていない。

2.英文法が使える形で身に付いていない。

3.応用力がない。

大きく分けて3つの原因ですが、応用力がないという方は多分全体の10%以下です。90%が  1番か2番が原因で英会話ができていないのです。

ですから、1番と2番の問題を潰す事を最優先した方が良い方が多いのです。

1の英単語が使える形で身に付いていないですが、読んだ時になんとなく理解できるというレベルの方が多いのです。何となくという知識では英会話はできないのです。単語の意味を知っている事は当然で、それが使える形でなければいけないということなのです。

英文法も同じです。関係代名詞の穴埋め問題が出来ても始まらないのです。理解ができていることは当然で、英会話をするためにはそれらを使って口からすぐに出せるという状態が必要なのです。

2014年2月11日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話上達と論理的思考

英会話ができるようになりたいと思うと、英単語を覚えたり、英文法覚えたりすることばかりに意識がいきますが、日本人が英会話ができない理由の原因に、丸暗記主義が世の中に多くはびこっていることと、それ以上に論理的な思考ができないというところが大いに関係しているように思えてなりません。

つまり、自分の持っている知識を駆使しながら.相手に伝わるような言い方を考えることができない人が多いという事ではないかと思います。

おそらくこれは、日本人は農耕民族として生きてきて、集団の中であうんの呼吸とともに長い間生きてきた、というところが関係あるように思うのです。

それに対し西洋人は、狩猟民族ですから、獲物を効率的に得るためには、論理的に物事を考えていかなければなりません。あうんの呼吸という名のよくわからない物では、獲物を仕留めることができないわけです。

長い間、このような思考回路で生きている日本人なので、相手にわかりやすいように伝えるという発想に乏しいところが、英会話ができないことの1つの理由では無いかと思います。

私はよく、英検の面接練習の時に「自分が言いたいことを5つのパターンで考えてみてください」と生徒さんに言うのですが、こういう訓練を日ごろからやっていると、だんだんと多面的な物事の見方ができるようになって、結果として論理的思考力が少しずつ養われ、必ず英会話をする上で役に立つと思います。

2014年2月11日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

少しずつ英会話の幅が拡がっている生徒さん

英会話トレーニング という観点で英語レッスンを始めるきっかけを与えてくださった、あるおじさまの生徒さんとの英会話トレーニングについてお話ししたいと思います。

このおじさまの生徒さんは、こちらの英語教室に習いに来られる前に数年間外国人講師のレッスンを受けてきた方でした。

私が話す英語は、なんとなくわかるのですが、問題は話が出来ないということでした。言い換えると、自分が話したい内容を口から表すということができないという状態でした。

当初は文法的な説明を中心に行っていたのですが、この生徒さんはいろんな事をリクエストして下さったので、そのリクエストに対して一つ一つ答えようと私も研究を重ねました。その集大成がこの英会話トレーニングなのです。

今現在、この生徒さんとトレーニングをする時は、この生徒さんが使えない英語表現や、文法的観点を中心に進めています。

このレッスンを始めるようになって、1番良かったと思う点は、1時間レッスンを受けた後に帰られる時に、確実に前よりも頭の中に残っているものが多いということです。

意外に聞こえるかもしれませんが、英会話は上達しないという方の中には、レッスンを終了し教室を出る段階で頭に残っていないという状態の方がかなりいらっしゃいます。この状態だと家に帰って復讐するのは結構大変なのだと思います。

教室に来られて授業を受ける時に、集中し頭の中にきちんと残るという状態が非常に重要なのです。

2014年2月10日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話に困ったら発想を切り替える2

前回のブログの内容の続きです。英会話を始めて初期段階の時には、どうしても自分がわからない英単語というのが莫大にあって、そのために説明がうまくできなくなり困ることがあると思います。

前回私がお伝えした、皮膚科を受診した時は、海外生活を始めておおよそ1ヶ月ぐらいの時だったので、まだまだわからない単語もたくさんあったのです。

こういう経験を通して、私は3つのことを学びました。

1.自分が知らない英単語がある時でも説明できる状態にしておく。

2.説明するのに困った状況で出てきた英単語は必ず覚える。

3.日本語で普通に使える英単語は可能な限り習得していく。

これ以降私は、時間がある限り自分が英語で話した事をあとで反芻するようになりました。英会話のシュミレーションを再度やり直したと言っても良いかもしれません。

例えば、あの時は、他の英単語を使って、あのような表現をしたけれども、この英単語を使ってこのような表現方法もあっただろう。などとよく考えてみるようになりました。この練習をやってから、頭の中でいろいろと普段からシュミレーションしているので、実際に英会話を行う時の表現力が非常に広かったように思います。英語口に出して練習することが理想的ですが、このように頭の中でシュミレーションしてみるだけでも、かなりの効果がある事は私が保証します。

2014年2月10日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa