英会話学習と目標設定

英会話学習を継続するのには、以下の3つの条件後の1つが必要であるというのが私の意見です。

1.明確な目標がある。

2.どうしても英語が出来るようになりたいという願望がある。

3.英会話学習それ自体を楽しむことができる。

今日はその中の明確な目標について話したいと思います。

英会話や英語学習する上で明確な目標を立てることが重要なのですが、この明確な目標というのは自分が少し努力すれば到達できる目標でなければならないというのが私の意見です。いきなり大きなステップを目標と捉えてはモチベーションを維持できないでしょう。

例えば、駄目な目標の立て方は、1年後に映画の中の英会話を理解できるようなる という類です。学習を始める段階の人がTOEICで700点ぐらいであるならばこれは達成可能かもしれません。

しかし中学校レベルの英文法も怪しい方が(TOEIC水準にすると300 以下)の方がこのような目標立てても、達成できないでしょう。

明確な目標というのは自分が実際に達成可能である目標のことを言うのです。頑張っても達成できない目標であれば、人間はやる気を失うものですから明確な目標を立てることが重要です。

自分が例えば1時間勉強したときに、どのくらいの成果が上がるのか?ということがわかると、どのくらいのことがのくらいの時間でできるのかということがある程度分かるようになると思います。あ

そういう計画こそが本当の計画であるのです。しっかりした目標設定が英会話や英語能力を向上させるのです。

英会話上達に必要な条件2

必死になりたかったら、外国人講師のもとで英会話をするというのも1つの手だと思います。

ただ、私の経験論から言うと、ある程度意思疎通ができるようになると、なかなか必死さはなくなるのです。英会話を通じて異文化の人と意思疎通を早く取りたいという人は、最初の段階として、こういうのもアリなのかもしれません。ですが、英会話に伸び悩んでいる方はまず必ず納得してくれると思うのですが、自分の知識以上には絶対に英語が出来るようになる事は無いのです。自分が持っている知識の分だけしか英会話は出来ないのです。

そういう前提で考えていくと、単に英会話をしているというだけでは上達しないのです。日記を英語で書くというのも、会話力を鍛える上で1つの有効な方法かもしれません。ですが、おそらく多くの人はこの英語で日記を書くという手法を取っても、必死さがないためにすぐにやめてしまうでしょう。

何を申し上げたいのかというと、私は前回のブログで申し上げたように、必死になる環境が必要であるということです。必死になりさえすれば、必ず、1時間授業を受けて新たな知識を獲得して帰ることができるのです。

私が英会話トレーニングという、英会話を話す場の空間を提供するわけでもなく、また英文法を習得という形でもなくて別の手法で英会話を目指すようになったのはそういう理由なのです。私の教室の英会話トレーニングでは1時間みっちりトレーニングをすることで、レッスン中生徒さんは相当必死にならなければなりません。

英会話上達に必要な条件1

皆さんは本当に英会話は上達したいと思っていますか?唐突な質問かもしれませんが、英会話というのは本当に上達したいと思っていない限りは、まず絶対上達しません。

きつい言い方かもしれないのですが、私はそうであると思ってます。必死になった数が多ければ多いほど、英会話は上達すると思います。

海外で生活をすると.それなりに英会話は上達するのは、必死になる場面が多いからです。必死な状況に置かれるから、それなりに上達するのです。

海外生活をするというのは、国内に住んでいるのとは違って、この必死な状況が当たり前の環境なので、実際のところは相当頭を動かして新たな状況学習しているのに、必死になっている感覚が無いのが実態だと思います。

私は英会話の上達というのは、自分の人生の中の経験と照らし合わせてみると、かけ算九九を必死でさせられた時と、自動車免許を取得した時の感覚に近いと思うのです。

この2つに関しては私の人生の中で、かなり必死になった記憶があります。

私は勉強はあまり好きな方ではなかったのですが、小学校2年生になった途端に、母親が猛烈な勢いで、何を思ったのかある日を境にかけ算九九を覚えさせたのです。普段あまり勉強が好きではなかったにもかかわらず、母親の恐怖の下で割合すぐにかけ算九九を覚えられて、クラスの中でも一番早く全部言えた記憶があります。

また、自動車免許取得した時も、担当の自動車学校の教官がやたらと、うるさいおじさんだった為に、早くこの人物から逃れたいという一心で必死になりました。

同じ人間でも 、必死になるスイッチが入るか否かでかなり結果は違ってくるのです。

英会話学習への興味は他の人からも得ることが出来る。

英会話学習をする上でモチベーションが非常に重要になるのですが、それを維持するその方法の最後の条件について書きたいと思います。

3.英会話学習そのものに興味があること。

私がある程度英会話ができるようになった背景には、強烈な願望があったことと、英会話学習そのものに非常に興味があった という2つの条件かうまく重なっていた部分が大きいように思います。

ただこの3番の英会話学習の興味は、私が元々興味を持っていた部分勿論あると思うのですが、私の周りに非常に外国語に堪能な人がいて、彼等のの学習状況や、様々な話を聞けた事が非常に刺激となり、英会話学習や英語学習が継続できたという側面があります。この部分においては、非常に私はラッキーだったと思います。

英会話学習に興味を持つには、語学学校に通ってみて仲間を見つけるというのも1つの方策かもしれません。ただ、語学学校に通っ時に気を付けなければならないのは、英語学習のモチベーションがない人が、お酒やコーヒーを一緒に飲みたがる相手を探していて巧みにすり寄り「英会話や英語学習は難しくてどうにもならない。」「日本にいるのだから英会話は必要がない」と、あなたを悪い方向に説得するような人がいるということです。このように、英会話や英語学習と言う共通の話題を使って、友人と戯れるという人も結構いるものです。

せっかく語学学校に行くのであれば、語学学習においてやる気のある人(これは初心者でも関係がありません。)と友達になって、高め合っていく関係が理想でしょう。

英会話と願望。

前回のブログで、英会話モチベーションを維持する方法は3つしかないと書いたのですが、今回は2つ目について書きたいと思います。

2.英会話をどうしても習得したいと言う願望を持っていること。

夢や憧れだけで、英会話学習のモチベーションを維持するというのはなかなか難しいと思います。別に夢や憧れを持つことが悪いというわけでは無いのです。そうではなくて、漠然とした夢や憧れでは具体性がないために、やる気が湧いてこないということです。

変な例えかもしれませんが、英語を話す人間に自分が愛する人間が殺されたとします。犯人の目星をつけました。そうすると、この人間に復讐するために、いろいろな策を巡らせるでしょう。これぐらいの願望があれば復讐をために必死で英会話をマスターしようとするでしょう。

恐ろしいたとえ話でしたが、どうしても習得したいという願望はこういうものなのです。

私は海外生活経験が1年だけあるのですが、英会話が良くできるようになる日本人とできない日本人の、決定的な差は、この願望部分だと思うのです。できない人は、ほとんどこの願望を持っていないように感じました。

英会話を習得しようと思ったら、モチベーションを維持する方法の3つのうちの1つだけでも自分に適したものがあれば十分なのですが、この中の、願望を持つという方法は非常に強烈なので、自分が英会話を学ぶ理由はどうしてなのか?ということを深く考えてみたらいいと思います。

英会話と目標設定

英会話学習をやっていると、思ったように話せなかったり、自分の言った英語が伝わらなかったりなどガックリするようなことが少なくはありません。

あまりの失望で、英会話から遠ざかりたくなったりする方もいるかもしれません。ですがこれは非常に勿体無い話だと思います。その時に重要になってくるのがやる気=モチベーションです。

本日からは、ホームページ内でも記したことなのですが、英会話とモチベーションの関係について書きたいと思います。

英会話のモチベーションを維持する方法は私の経験から言うと3つしかないと思っています。

1.実現可能な目標細かく設定する。

2.英会話をどうしても習得したいと言う願望を持っていること。

3.英会話学習そのものに興味があること。

まず1番目の話ですが、自分が本当にできる目標設定を立ててみることだと思います。それもスモールステップでです。例えば、通勤の地下鉄の中では、英会話の中で出てきたけれども、まだ覚えきれていない英単語を可能な限り覚えてみるなどです。覚えたか覚えられないかはそんなに重視しなくてよいでしょう。とにかく全力でその時間内を過ごせたのであれば、自分なりにある程度納得がいくと思います。

同じ地下鉄の中で、リスニングにチャレンジするというのでも良いでしょう。こういうスモールステップをいくつも用意して、実行していくのです。