英会話にはリスニングも重要!

英会話ができるようになると、コミュニケーションが取れて非常に嬉しいのですが、私個人は話せるようになったときの感激よりも、相手の言っている英語が、きちんとわかった時の方が大きかったのです。

私の場合は大きく分けて4段階の聞き取り能力の向上は変化を感じました。

1段階目は、海外生活を始めて3週間位した時です。

最初の約1週間は、非常に苦労を感じたのですが、3週間位経過し、講義中に英語を聞いていると「俺は前よりもかなり英語が聴けるようになっているな~」としみじみと思ったのです。それは結構不思議な気分でした。あくまでも授業で言っていることがわかるという限定されたものでした。

2段階目は、海外生活を始めて1ヶ月半ぐらいした時でした。通学中はバスの中でよく、ラジオのニュースを聞いていたのですが、それまでほとんど英語を聞き取れていなくて、聞いているとだんだん眠たくなってきていたのですが、ある日から道路交通情報だけはわかるようになったのです。

3段階目は、海外生活開始から3ヶ月ぐらいした時でした。これもラジオのニュースに関してなのですが、ある1つの番組全体が半分位はわかるようになったのです。この時は一人で貧乏旅行中だったのですが、あまりの嬉しさに、ひとりパブにに出かけ祝杯を上げたものです。

最後の大きな変化は、半年ほどだって、ラジオのニュースがほとんど分かるようになったときでした。麻疹ワクチン接種についての話を、医師が効果と副作用の確率それぞれを考えるときに、摂取しておく方がベターだという話をしていたときでした。以降ラジオでニュースを聞き続ける事はあまり負担にはなりませんでした。

英会話に必要な反復訓練

英会話上達を真剣に考える人は多くいると思うのですが、正しい英会話学習の仕方を真剣に考えている人は意外に少ないものです。

英会話学習というのは、車の運転や水泳などに似ていて、頭でわかってるだけではなくて、それを使って瞬時に反応できる状態でなければなりません。

私が英文法の項目の仮定法をそんなに考えなくても言えるようになるまでに、数ヶ月あまりを要した記憶があります。英文法としての仮定法は理解していたのですが、口から出してスラスラ使えるようになるまでにはかなりの時間がかかったのです。

仮定法が使えるようになるまで、私は毎日3回位は必ず仮定法を使って言うことを心がけていました。それでも体に馴染むまで数ヶ月かかったのです。しかも、これは私が海外に住んでいた時でありました。

一つ一つ項目を、何度も反復してきちんと言えるように練習することこそが、きちんと英会話ができるようになる第一段階なのです。ブロークンな英語でも別に良い方なら話すだけの学習法もあるでしょう。

しかし、今の時代はその様なレベルが許容されても、これから先はどうなるでしょうか?英語を道具のように当たり前に使える時代はスグそこまで来ています。そういう時にはブロークンな英語ではお話ならないのは言うまでも無いでしょう。

きちんとした英会話を話したければ少しずつ、集中した状態で口を動かす地道な訓練をすることをお勧めいたします。

2014年2月8日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

若い世代の英会話能力は本当に向上したのか?

たまに英会話学習全般について、色々な方としていると、「今の若い世代は英会話が上手になった」と言うことが多いのですが、これは、半分は事実で半分はまやかしであると思います。

英会話が上手になった人達は、昔と比べて英会話をする環境が整ったというところに理由があるだけなのだと思います。今の若い世代の根本的な能力が上がったためではなくて=昔の世代の英会話能力が劣っていたわけではなく、環境から恩恵を受けている部分が多いのではないか?というのが私の意見です。

私の英語教室に通ってくれている学生さん達を観察していると.英会話が上手であるどういう学生さんは、多くの場合において英作文をする能力が高いのです。また、このような生徒さん達は文書を読む力が高いといえます。

逆にペラペラ話せると言う子達でも、あまりちゃんとした文章で話をしていない子もいます。私が、まやかしと呼んだのはこのような英語力を持っている人達です。英会話をする機会があるので、なんとなく英単語を使ったり、なんとなくフレーズを言うことができる能力があるというのは事実でしょう。

確かに何も出来ないよりは話ができることな方が良いでしょう。英会話学習をする上の入り口としては間違いではないのかもしれません。しかしどこかできちんとした学習をしてそれなりに綺麗な英語が話せる必要があるでは?というのが私の意見です。

2014年2月7日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

海外での日本語禁止英会話生活の効果は?

私が海外に住んでいたときに、たとえ日本人相手であっても一切日本語は使わずに、会話を全て英語で通すという人が何人かいました。それを見ていて、その根性は認めたのですが、その後の生活をしていてもあまり変化はないだろうと即座に思いました。

そして数ヶ月経過しても、当初の予想通り、私から見るとあまり英会話は上達していませんでした。確かにペラペラ話せるのですが、どうでも良いことだけがペラペラ話せるのです。とてもそれで仕事などをできるという水準では有りませんでした。

というのも、その人が持っていた英単語利用や文法の知識が不足しているからです。海外に住んでいると、英語を必死で習得しようとする日本人も多いと思うのですが、英会話をひたすら続けると、英語が上手になると思い込んでいる日本人学習者もかなりの割合でいたものです。間違った学習法で英会話ができるようになると思い込むのは、時間も金銭も無駄にするので非常に危険なことです。

今は時代が変わってしまい、インターネットが普及し、様々な英会話学習法についての情報があるので、昔ほどひどくは無いかもしれませんが、今でもある一定数、こういう人達はいると思います。

日本語は一切禁止して、全てを英会話でやり通す位の根性があるのであれば、地道に英単語を覚えたり、地道に英文法習得を進めていくという根性が必要であると思います。

楽をして、英語ができるようになるということは絶対にありません。もちろん意味のない苦労は必要ありませんが、地道に学習を続けないと、本当の意味で英会話というのは上達しないであろうというのが私の意見です。

2014年2月7日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

生徒さんの英会話トレーニング2

英会話トレーニングの効果を一番体感されている生徒さんの感想をご紹介したいと思います。

『前回のレッスンからの変化ですが、メモした事以外の言葉も覚えていて(忘れてる事もあると思いますが。。)家で本を見ながら少し復習出来てます。まだ簡単?な部分だったからかもしれませんが、この状態とても不思議に感じています。そして、喋る事、言葉を覚える楽しさ、みたいなものを感じたように思います。』

私はこの生徒さんと英会話トレーニングやっていてびっくりしたのは、授業の最後に簡単にフリーの会話をした時に、レッスンで習ったことが特に意識することもなくいつの間にか、口から出てきたことでした。

それは文法的な知識を状況に応じて応用できたということなんです。本人が1番びっくりされていました。日本人が英会話をするときに弱いところはいろいろとあるのですが、最大の問題は自分の頭の中の知識を口から出すないということです。この部分が解決できたということが非常に私にとってはうれしいのです。せっかくレッスンを受けているのですから、 1レッスンが終わった時に、少しでも英会話上達が意識できていなければなりません。

話は変わりますが、前回の英会話トレーニングのときには、私はかなりふざけた内容の文章を言ったのでこの女性の生徒さんが思わず吹き出していました。内容面白くするためにコミカルなないようにしているだけで決して授業内容はふざけたものではありません!いたって真剣ですよ!

生徒さんの英会話トレーニング1

英会話トレーニングの最大の良いところは、 1レッスンをこなした後に頭の中にきちんと新たな英単語や英語表現や文法的な知識が残っているという部分です。つまり確実に英会話上達が体感できるということです。

ある生徒さんが昨日お越しになり、過去形のあたりを習得されて帰りました。授業開始前は『一昨日』とか『3分前』などという表現が言えなかったのですが、 1レッスンこなして帰るときには完全に習得されていました。

英会話トレーニングレッスンをする時には、生徒さんのレベルにもよるのですが、前回のレッスンまでの内容が確実に身に着いているか?を振り返るために、軽くトレーニングをこなして頂きます。この生徒さんは前回まで習ったことがきちんと身に付いているようで安心しました。

例えば、前回のレッスンまでは『フランス語を流暢に話す』の、『流暢に』がうまく言えなかったのですが、今回までに確実に習得されたようです。『fuluently を完全に覚えられました。』とおっしゃっていて私も非常に安心しました。

人間の記憶というのは不思議なもので、きちんと頭の中に定着すると、その記憶というのはなかなか忘れません。忘れたらどうしようと言う記憶の恐怖から逃れることができるのです。

高い集中状態で覚えたものは、中々忘れないものです。この高い集中状態に持っていけることが英会話トレーニングの強みです。

いずれにしましても、これからの生徒さんのレベルアップが私も非常に楽しみです。

英会話の師匠を持とう3!

自分が英会話学習をする上でお手本になる人を探すようになると、色々と違った視点を持てるようにもなりました。

たとえば、よく英語で話をする人の中にも、英語の発音は駄目でも色々な表現を沢山知っている人や、あまり文法的な事は知らないけれども発音がキレイな人、英語関係の面白い情報を持っている人、英語で文章を上手に描ける人等々・・・自分の周りに様々人がいることに気づくようになりました。

例えば、スイスジャーマンの男性は英語で文書を書くことが非常に上手であったので、私はよく彼に「なぜそんなに英語で文章書くのが上手なのか?」とダイレクトに尋ねたものです。確かこの人はスイスのテレビ局で働いている人だったのですが、テレビ局で働くことになる前は、地元の新聞社で物書きをやっていたそうだったのです。私は彼からものを書くと言うことについて色々な事を学んだのです。あるときは、ビリヤードを12時間位やり相当な量のお酒を飲み、教わったこともありました。自分の持っていないの能力に関して色々と聞けるというのは実に面白いものです。

こういうこと全ての根本が、まず1人お手本になる英会話の師匠を持ったことが、きっかけであったのです。ですから、まず1人英会話・英語学習の師匠を持つことをお勧めするのです。

2014年2月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話の師匠を持とう!2

前回の話の続きですが、英会話や英語学習をする上で自分の模範となるような人を持つ事は重要です。

私は出会ったある人は、常にポケットに入るぐらいの小さなノートをカバンの中に入れ、わからない英語表現や英単語があると貪欲にそれを書いていくのです。根本的に私の方が頭が悪かったたのは承知しているのですが、自分より能力が高い人がここまでやっているのを見て結構衝撃を受けたものです。

いかに英語表現や英単語に貪欲かと思い知らされたもう一つのエピソードは、映画館で映画をいついてわからない単語があると、暗闇の中であってもその英単語を小さなノートに書きとめていることでした。

この様子を見た私は「この部分が根本的に僕と彼とでは違うところだ」と思うようになりました。以降私も彼の真似をして小さなノートに気になることやわからない英単語を書き留めていたものでした。

例えば.病院に行き診療科目の英語表記でわからないものがあればそれをノートに記し、標識に書いてある英語表現を見てわからなければそれを書きとめたりなど、頻繁にメモを取るようになりました。そうすると自分が見てもらうお医者さんや、自分が行きたいと思っている目的地に着くのに結構時間がかかるようになったのですが、大きな収穫でありました。

英会話の師匠を持とう!1

英会話学習をする上で私が1つオススメすることの中に、英会話の師匠を持つというのがあります。

これは別に英会話だけでなくて、英語の師匠でも良いと思います。私の英語学習の歴史を考えてみると.自分なりに努力もしたのは確かなのですが、幸運なことに英語学習をやっていく上で大変参考になる人がたまたま良いタイミングで合うことができたのです。

例えば、自分にとって師匠になるような人や良い意味で衝撃を受けるような人は、根本的に英語学習の発想が違うのです。英単語やら英語表現と言うのは辞書を使って調べればわかることなので、相手がそういうものを頭の中に沢山持っていてもあまり衝撃は無いのですが、学習への取り組み方や工夫の仕方と言ったもので衝撃を受ける事は、自分の内面に大きな変化を与えてくれるものだと思います。ですから、こういう人と出会えることが重要なのです。

私の場合は、向こうに住んでいた時に、英語で書かれた参考書を使ってポルトガル語を勉強するような人が身近にいたので、大きな衝撃を受けることができたのです。私の英語学習の師匠と言うべき存在でしょう。

根本的な考え方が違うことを目撃すると、自分の限界値というものが大きく変わるものです。この自分の頭の中に設定した限界値が高くなると、人間は知らず知らずのうちに大きく成長できる物だと私は思います。そうすると英会話も上手になるのです。

英会話で使えない英単語

英会話学習をしている多くの方が「自分が知っていて、わかっているのに・・・なぜだかよくわからないけれども使えない英単語がある」という悩みがあると思います。

私が思うに、これは一種の誤解であると思うのです。

どういうことかというと、これは「自分が知っている単語はみんな使いこなせるというある種の奢り」であると思うのです。英会話をそれなりに真剣にやってきた方は、自分が認識している単語と使いこなせる単語には大きなギャップがあるということを認識しています。

もしも、本当に分かっているのに、思い出せないというのであれば、これは日本語でも誰にでも起こる、度忘れという事になるのであまり気にする必要はないと思います。

ただ、自分がたまたま忘れてしまったと思っている単語でも、危険がはらんでいる場合が1つあると思います。それは、自分が完全に覚えてはいないのに覚えたと思いこんでしまっている例です。きちんと覚えていないものは当然口から出ないことになります。頭にちゃんと入力していないのに、入力したと思い込む危険とでも言うべきでしょうか。

きちんと覚えているか?と覚えていないか?を1つだけ簡単に判断する方法があります。自分が知っている単語の意味を1秒以内に思い出せないものは完全な記憶に定着していないと持って間違いないと思います。

こういう単語こそ、日頃から練習したり、実際の英会話の時にどんどん使って記憶に定着させるよう考えてみると良いと思います。

2014年2月4日 | カテゴリー : 英単語 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa