若い世代の英会話能力は本当に向上したのか?

たまに英会話学習全般について、色々な方としていると、「今の若い世代は英会話が上手になった」と言うことが多いのですが、これは、半分は事実で半分はまやかしであると思います。

英会話が上手になった人達は、昔と比べて英会話をする環境が整ったというところに理由があるだけなのだと思います。今の若い世代の根本的な能力が上がったためではなくて=昔の世代の英会話能力が劣っていたわけではなく、環境から恩恵を受けている部分が多いのではないか?というのが私の意見です。

私の英語教室に通ってくれている学生さん達を観察していると.英会話が上手であるどういう学生さんは、多くの場合において英作文をする能力が高いのです。また、このような生徒さん達は文書を読む力が高いといえます。

逆にペラペラ話せると言う子達でも、あまりちゃんとした文章で話をしていない子もいます。私が、まやかしと呼んだのはこのような英語力を持っている人達です。英会話をする機会があるので、なんとなく英単語を使ったり、なんとなくフレーズを言うことができる能力があるというのは事実でしょう。

確かに何も出来ないよりは話ができることな方が良いでしょう。英会話学習をする上の入り口としては間違いではないのかもしれません。しかしどこかできちんとした学習をしてそれなりに綺麗な英語が話せる必要があるでは?というのが私の意見です。

2014年2月7日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa