英会話 筆談 の準備をしておく。

前回のブログで、英会話が通じない場合にも様々なケースがある という話をしましたが、今日は筆談の話をしたいと思います。私の経験論です。

かなり前になりますが、私はF1レースが好きなので、フランスのちょうど真ん中あたりにあるマニクールという所にレースを見に行ったのです。

ビッシー というところに滞在し、列車に1時間あまり乗り、そしてバスに乗り継ぎサーキットにようやく到着する と言う感じでした。

この滞在中の数日間は、本当に英語で苦労しました。

まず、ホテルはスタッフが英語が理解出来るので良いのですが、最寄りのビッシー駅に行き英語を使おうとすると、駅員さんは英語が全然解からないのです。相手は、英語を聞き取れないようでしたが、英語で筆談すると、フランス語で答えてくれ・・・フランス語で書かれたものを、私の少ないフランス語知識を使い、その意味を分析する・・という奇妙な暗号解読のような時間を凄しました。

サーキット最寄りの駅に着き、バスに乗る時に運転手さんに・・・

『帰りのバスは何時にサーキットを出発しますか?』と英語で話しかけると、それが通じません。

そこで筆談に切り替えて、コミュニケーションを取ろうとすると、ここでは案外通じました。

非英語圏に行くと、自分の話す英語が通じないという場面が結構あります。相手の英語力が十分でない場合が結構多かったように思います。そんな時に筆談ができると、結構楽なので、常にカバンの中に小さな紙切れとペンを持っていると良いかもしれません。

英会話 通じない ケースも色々。

前回のブログで、海外旅行に出かけてタクシーの運転手さんと英会話をした生徒さんの話をしましたが、その中で『自分の英語が通じない場面があった』という話をしていたので今日はそれについて話をしたいと思います。

英会話が通じないパターンにはいくつかあると思います。

・発音が悪くて相手に通じない。

・イントネーションが悪くて相手に通じない。

・文法的におかしな英文を話しているので相手に通じない。

・英単語の使い方が間違ってる。

・相手のリスニング能力が低い。

・相手の英語力が無い。

・相手がわざと英語を理解しないふりをしている。

このように様々なパターンがあると思います。そして私の経験からですが、英語が通じないパターンには意外にも、相手の英語力が低い場合が結構あると思います。さすがに英語圏に行って、相手の英語力が低いという事はないと思いますが、非英語圏に行くとそういうことがよくあります。

ですから、自分の英語が通じないからと言っても、一概に自分の英語力の問題だけでは無いかもしれないので、自信をなくす前に正しく、現状分析をするべきだと思います。

もし、自分の話す英語が通じなくても、筆談であれば通じた というケースでも 自分の発音が悪いケースもありますし、相手のリスニング能力が低い という場合も考えられます。

8割方通じれば良いさ くらいの感覚で思っている方がよいかもしれません。

英会話 実践の場 も重要。

先日鈴鹿サーキットを歩いている時に、どこかの国のTV クルーが大きなカメラを抱えながら歩いていました。そうすると、日本人の6歳位の少年がそのテレビカメラマンに向かって〝Hello〟と話しかけたのです。話しかけられたカメラマンはにっこりと彼に向かって何か英語で話をしていました。自分が話してた英語に対してリアルに答えが返ってくるのが嬉しかったようで、その少年は喜んでいました。

大人が英会話学習を始めると、ついついミスをしてはいけないとか、ネガティブなことばかり考えがちですが、この少年のように自分が持っている知識を使って、気軽に話しかけてみるという姿勢も時には重要です。

実際に自分が英語で話しかけその英語が通じないということもあるでしょう。ですが、そんな間違いは恐れずに、軽くまず話しかけてみるのです。そうすると必ずそこから得られる教訓というものがあります。

・発音をもう少し良くしなければならない。

・今よりも長い文章で話せるようになるためには、英文法もう少し学ばなければいけない・・・

・もう少したくさんの英単語を知っている方が、楽に英会話ができるかもしれない。

などなども色々なことが体感できるわけです。

是非一度、この少年のように、英語を使う楽しさ という原点ににとってみることを再考しなければいけないかもしれません。

英会話 自己主張 の重要性

海外に留学していた時に、ヨーロッパの友人から「日本人は顔は笑っていても、腹の中で何を考えているかわからない けど お前は日本人ではなくて発想が欧米人だ」と言われたことがあります。

友人曰く〝自分の思っていることを良くも悪くもきちんと主張するから〟というのが理由だそうです。

外国に住んでいるときに、他の国の人と仲良くなる時には、単に英会話を通じて話すだけでは駄目で、それなりに自己主張をすることが重要です。

日本人というのは、もともとは農耕民族のせいなのか、熟考したり、論理で行動しないで、その場の雰囲気に合わせて集団行動をしたがる人が多いように思います。

例えば、自分の上司が、プライドが高いことと、長くその会社に勤めていることが唯一の取り柄の様などうしようも無い人であったとして、その上司がどんなにアホなことを言っていても、その下で働く人が黙って従う というパターンが結構あるように思います。こういう事は欧米人の発想からすると信じられないようです。

欧米人の良い所は、相手の話を聞く時に論理から判断するという場合が多い所です。ですから、日本人が意見を述べるときには、自分の持っていることをそのまま言えばよいのです。自分の主張に論理的な裏付けさえあれば、相手は意見をキチンと聞くものです。

 

英会話 想像力 が豊かであればあるほど上達する。

英会話をするためには、英単語や英文法の知識と言ったものも勿論必要なのですが、それと同時に想像力も非常に大切であると思います。

想像力の重要性は、以下のことと関係しているように思います。

・英会話学習のためのモチベーション維持。

・自分が持っている英単語や英文法知識を自在に応用する力。

・相手のつたない英語を聞いた時に察する力。

などです。

特に、2つ目の知識を応用する力でおいては、想像力は非常に重要であると思います。手持ちの英単語の数は同じでも、想像力があるかどうかによって、結果は大きく変わってきます。

ですから頭に知識を仕入れるのと同時に、時間がある限り色々な事をを考えながら想像力を養わなければなりません。

さて、その英会話に役立つ想像力の形成の仕方ですが、様々な状況を頭でイメージしながら〝相手の人に自分の意思を伝える〟ということを最終目標に「自分の手持ちの知識でどのように表現できるか?」と可能な限り考えてみることだと思います。

その訓練をたくさんした人は、そうでない人に比べて格段に得る結果は変わってきます。自分が言いたいことを、思いつけない時ほど、あきらめずに考え続ける事で、個人の差があるかもしれませんが、誰でもそれなりの想像力が獲得できるものです。

英会話 こだわり が強すぎると上達しない。

人によって様々なこだわりと言うものがあります。私がいつも思うことは、役に立つこだわり と 無駄なこだわり というものがあるということです。

英会話学習をしている時にも、この発想は非常に重要になります。こだわりを持たなければならない事は、とことん持つべきであるし、持つ必要がないものは、さっさと捨てるべきであるということです。

例えば、自分が英語の発音練習をしているとしましょう。この時に、こだわりを持って、素晴らしい発音を追求していく事は素晴らしいことです。練習すれば練習するほど、英語の発音がどんどん良くなっていくのであれば発音練習に対してこだわりを持ち追求するべきでしょう。

ところが、同じ発音練習をやったとしても、時間をかけた割になかなか上達しない・・・ という人もいるかと思います。この時に変なこだわりを持ち、出来るまでやり続けると、なかなか英語学習は前進しないので、だんだん英語学習が嫌になります。

同じ発音練習をやっていて、同じこだわりを持っていても、得る結果は全然違ってきます。こだわりを持った結果英語学習が嫌になるのであれば、そのこだわりは一体なんの意味を持つのでしょうか?

こだわりを追求するべきか否か?の判断は、コストパフォーマンスであると思います。どれだけ時間とお金を投資してリターンがあるか?ということです。
無駄な事

英会話能力 向上 が人生を変える。

前回のブログでは、海外に留学している生徒さん達が現地に入って短時間で英会話を習得してしまっている話についてしました。

私は英会話学習について考える時にいつも思うことがあります。それは、どうせ英会話をするのであれば〝ある程度しっかりした内容の英会話を話せるようになって欲しい〟ということです。

英会話が全くできない時には、まずコミュニケーションを取るとことが重要です。やさしいことを話せる段階であったとしても、嬉しい気持ちになるでしょう。重要なのはそこから先だと思います。ある程度コミュニケーションが取れずようになったら、そこで満足せずに、きちんとした英文法や語彙力の増強を行ってほしいのです。(そのためには時として日本語の勉強もでなりますが。)

なぜしっかりしたないような英会話ができるようになって欲しいか?と言うと、中身の高い英会話ができると、周りに集まってくる人間も質の高い人間になるからです。質の高い人間が集まってくると、その人達に感化されてより一層高いところに自分を導くことができるようになります。この部分が非常に重要であると思います。

厳しい言い方ですが、どうでも良い話しかできないようだと、やはり、どうでも良いような人間しか集まらないのは必然であるように思います。

英会話 楽しい ことを考えると自動的に話題は見つかる。2

私はもともとポジティブシンキングうまくできるからなのか、かなり運にも恵まれた人生を送っています。英会話をする時にも基本的に頭の中は楽しい状態になっているので、英会話をする時の話題はどんどん頭の中に広がってくるのです。

〝笑う門には福が来る〟などと言うものですが、これは本当にそのように思います。頭の中で楽しいことを考えていると、楽しい情報だけを人間はキャッチできるようになるようになると思います。

例えば、私の頭の中の1部を公開するとすれば、生徒さんと英会話をしている時に『何か面白そうな事はないかな?』といつも考えています。そうすると、そこから何か楽しい情報の糸口が見つかるものです。そこを突破口にして、さらに面白い英会話が展開していきます。

私が『面白いこと・楽しそうなことはないかな?』と考えなければ、生徒さんの面白い話や為になる話などキャッチできないのです。もしかすると、その話の中に自分の人生上の重大なヒントが隠されているかもしれません。毎回〝面白いことあるかな?〟これを考える人・考えない人では、長い時間にすると大きく変わってしまいます。

話を元に戻すと、どのような方であったとしても、必ず〝面白い・楽しい部分〟というのはあります。もし英会話をする上で話題がなくて、困るという方は『楽しい情報ないかなぁ?』とまず考える事を基本にしてみて下さい。

英会話 楽しい ことを考えると話題は自動的に見つかる。

英会話をしている時に話題がなくて困るという人が結構います。英会話をするための準備不足という部分も否定できないのですが、それ以上に、私からすると信じられないのですが、話題がないという人の特徴1つを手挙げてみるとすれば、楽しいことをレッスン中に考えていないということです。これでは絶対に英会話をするための話題が閃くはずありません。

私は脳の専門家では無いのでわかりませんが、人間は楽しいことを考えていると、それなりにクリエイティブになるものです。

自分の旅行について英語で話すとしましょう。自分が楽しかった旅行、ワクワクした旅行について話をするとすれば、自然に楽しかった記憶が蘇ります。そうすると、それに派生して次々と話題が見つかるものです。旅先で会った面白い旅行客の話、美味しかった料理素晴らしかった景色、素晴らしい芸術品があった美術館などどんどん膨らむのです。

そして、それらのことについて話をしていると、後はそれから派生して様々な英会話をする為の話題が見つかります。くどいようですが、英会話をする時に、話題がなくて困るという人は、トピックについての楽しいことを、まず考えてみるのが一番楽なように思います。

 

英会話 発想の転換

その昔、日本語の ただいま が”I’m home.”だと知って衝撃を受けたことがあります。あまりにも日本語の発想と英語の発想が違いすぎるからです。

一つ一つの表現自体が日本語とかなり異なっているものもありますが、私が特に驚かされたのは、自動詞と他動詞という動詞の考え方です。日本人が言語を話す際に、自動詞、他動詞 という感覚がないために、英語学習を始めた最初の頃は非常に驚かされたものです。

自動詞、他動詞のケースは一部ですが、英単語や英語表現を覚えていく時には、こういったことが起きてきます。発想の違い慣れていくことが非常に重要です。どうしてこのような表現になったのか?という語源について考えていくことも、語学学習の一部としては面白いと思うのですが、実際に英会話などで、たくさんの英語表現や英単語を使えるようになるという観点からすると、あまり発想の違いにとらわれずに、覚えられるのであれば、さっさと覚えてしまった方が得かもしれません。

発想の違いに、慣れていくための1番の方法は、やはり実際に英会話英作文などを通じて使ってみることだと思います。何回か使っているうちにだんだんとその表現が自分の体に馴染んできます。そうすると最初ほど違和感は感じなくなるものです。