英会話 上達 する人の特徴
英語教師の立場から観て、英会話が上達する人には共通する特徴があります。
今回は「英会話が上達する人の特徴」をテーマにお伝えしたいと思います。
楽観的な性格
英会話が上達する人は、割合楽観的な性格の方が多いように感じます。
語学はどんな方でも挫けそうになる事があると思うのですが、楽観的な性格の方はスグに気持ちを切り替えて、英会話学習を継続することが出来ます。
一つ一つの失敗を気にしすぎる人は、長続きせず、結果として失敗してしまうことが多いように思います。
悲観的な人は、あまり悩まないように気を付けた方が良いかもしれません。
日常的に英語に触れる環境
職場で1日5分位であっても、英語を話す環境があったり、彼氏や彼女が外国人であると、英語は確かに上達します。
英語を使うことで、スキルが向上することもあると思いますが、モチベーションを維持する事が容易となり、結果として英語が上達するのだと思います。
毎日ダイエットの為に、体重計に乗る人と乗らない人の差のようなものだと思います。
話す事が好きな人
話好きな人は、自分の持っている知識を最大限振り絞って話をしようとします。
文法的に不正確であったり、英単語の使い方などが多少おかしかったりしても、話をする事それ自体が楽しいので、どんどん話をします。
結果として話す時間が長くなるので、更に英会話が上達します。
英語学習時間を確保する人
英語や英会話が上達する方は、たとえどんなに忙しくても、積極的に学習時間を確保しようという傾向があります。
例えば、英会話レッスンの日程やお時間を先に決めてしまって、後から自分の予定を入れていく・・。というようなパターンです。
対照的に、初心者や英会話が苦手な方にありがちなパターンは〝お金が勿体無いから、しっかり予習・復習をしてからレッスンを受けよう〟と考えて、後から学習時間を確保しようとするものです。
〝シッカリ予習・復習をしてレッスンを受ける〟という考え方は素晴らしいのですが、多くの方がこの方法を取るとあまり上達せずに挫折します。結局予習・復習も大してやらないで、英語学習から遠ざかってしまうのが原因だと思います。
まず、学習予定を入れて自分を定期的に学習する状況に追い込む事が重要だと思います。
目標の立て方が上手な人
目標がある学習者の方が上達するのは確かなのですが、英会話や英語が上達する方は、目標の立て方も非常に上手なのです。
例えば〝とりあえず最初はある程度コミュニケーションを取れる事を目標にしよう〟などとあまり高すぎない目標を立てます。
多少文法的に間違っていたり、思ったように話せなくても、意思疎通がうまく出来る事で達成感が沸きます。
それがある程度できる様になった後で〝今度は文法的にエラーの少ない英語を話そう〟〝もう少し自分の言いたい分野に関して英単語を覚えてみよう〟などと、スモールステップで目標を立て、結果として上達に繋がります。
自分の現在の状況をきちんと把握しないで、かなり高い目標を立ててしまうと挫折してしまう可能性がかなり高いです。