英会話講師や英語教師としての適性について、時々通ってくださっている生徒さんから尋ねられることがあります。
英会話教師に向かない人はどんな人か?ということを個人的に述べたいと思います。
私が思う英会話教師や英語教師に向かないタイプというのは「英語が得意だった人」です。特に、挫折知らずで英語が得意だった人はあまり英語教師に向いていないと思います。
野球の世界では、名選手名監督にあらず という言葉がありますが、英語の世界でもこれは当てはまるように思います。
つまり、英語を教える立場の人が、学習者のわからないところを理解できないタイプの人間です。私はこういう人は基本的に翻訳家になったり通訳になったりする方が良いと思います。
英語教師として致命的であるのは、相手が何を考え何がわからないのか?が分析できないタイプの人間です。英語が得意な人は挫折知らずですから、こういう風になっても仕方がないと思うのです。
もう一つの私が思う英会話教師に向かない人は、話題の少ない人です。話す話題が少ないと、どうしても話が盛り上がらないという所があります。英会話教師か自分の所属している学校のマニュアルに則って今は機械の如く教えるのであれば、話題の豊富さというのは求められないのかもしれませんが。