英会話 指導方法3 人まね

自分が英会話をレベルアップさせたいのであれば、人をどんどん観察しましょう。ということを前回のブログで書いたのですが、私はどんどん人真似をしてほしいと思っています。もちろん良い部分に関してです。

人が英会話をしている様子を見ていると必ず、その人がよく使う英語表現と言うものがあります。これをどんどん自分の中に取り入れてほしいのです。

例えば私は、F1ドライバーがレース後に会見するときに、どのような英語の言い回しをするのかということをよく観察しているのですが、今から15年ほど前、某 F1ドライバーはレース後の会見の時に必ず〝marvelous〟を多用していました。そしてミハエル・シューマッハの場合はobviouslyをやはり多用していたものなのです。

人が英語を話している時というのは、もちろん様々なことを話しているんですが、人はやっぱりそれぞれ自分のパターンというモノを持っています。ですから英語を話す時もそれに関しては言えるのです。

もし自分が英語学習をしている時に、10人観察できるとしましょう。そうするとそれだけで、自分が知らない表現を10倍学ぶチャンスがあると言っても良いかもしれません。ですのでその機会を無駄せずに是非真似をし、そしてそこから吸収してほしいのです。

2014年3月22日 | カテゴリー : 英会話講師 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 指導方法2 人を観察する

英会話を上達する時に自分で真剣に練習することも必要なのですが、もし身近なところに英会話をする人がいるときは、様々な事が参考になります。

参考にするためには、まず様々なことを観察してみれば良いです。

・英語を話す時の発音は自分と比べてどうか?

・使っている英単語の範囲はどうか?(語彙力があるか?)

・実際に英語を話すときに文法的に正しい英語を話しているのか?

・その人がよく使う表現があるとすれば、それはどのようなものなのか?

などなど・・・観察をすると様々なことがわかります。相手を見ていて自分と比べて良いところをどんどん吸収してけばよいのです。

まず発音を自分よりも相手の人からは「どのようにしてそんなに綺麗な発音を身につけたのか?」と単刀直入に聞いてみるとよいでしょう。発音も才能が関係あると思いますが、発音が上手な方は独自の方法を持っている人も多いのです。もし、そのアドバイスを聞いて自分がそれを実行できそうなら早速実行してみればよいのです。

自分よりも使っている英単語の範囲が多ければ、その人物と同じ語彙力に慣れるように懸命に努力してみればよいのです。相手が自分が知らない言葉を使っていれば、それを早速メモして覚えてしまいましょう。

このように様々なことを相手から吸収できるはずです。

次回へと続く。

 

 

 

2014年3月21日 | カテゴリー : 英会話講師 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 指導方法

教室に通って下さっている言語の専門家生徒さんから、以前「講師が言語を教える際に、発話をしない指導方法がある」という話を聞いたことがあり、英会話のレッスン中に、それを話題にして、話したのですがインターネットでそれについて調べてみるとなかなか興味深いものがありました。

英会話を習っている者の立場からすると、講師が全く英語で話をしないという指導法は考えられないかもしれないのですが、その状況を見る限り様々な生徒さんが積極的に話すようになるのです。実に不思議な状況です。

グループレッスンで行われているのですが、そこに参加している人達は、先生が英語を話さなくても、少しずつ話せるようになっているのでした。それは学習者が内発的動機に基づいて英会話を行うという点に優れていたことと、1人の参加者が話をしている際に、他の参加者達は、話をしている参加者と講師の反応を見ながら〝どのように話せばよいのか?〟というものを少しずつ理解していくからのです。

つまり、講師が指導した物を覚えるという形式ではなくて、英語学習している人たちが他者の状況や、自分の頭の中で考えていた事を何度ももトライアルすることによって、正解を導き出しながら英会話を行うというものでした。

次回へと続く

 

2014年3月21日 | カテゴリー : 英会話講師 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話講師と適正

英会話講師や英語教師としての適性について、時々通ってくださっている生徒さんから尋ねられることがあります。

英会話教師に向かない人はどんな人か?ということを個人的に述べたいと思います。

私が思う英会話教師や英語教師に向かないタイプというのは「英語が得意だった人」です。特に、挫折知らずで英語が得意だった人はあまり英語教師に向いていないと思います。

野球の世界では、名選手名監督にあらず という言葉がありますが、英語の世界でもこれは当てはまるように思います。

つまり、英語を教える立場の人が、学習者のわからないところを理解できないタイプの人間です。私はこういう人は基本的に翻訳家になったり通訳になったりする方が良いと思います。

英語教師として致命的であるのは、相手が何を考え何がわからないのか?が分析できないタイプの人間です。英語が得意な人は挫折知らずですから、こういう風になっても仕方がないと思うのです。

もう一つの私が思う英会話教師に向かない人は、話題の少ない人です。話す話題が少ないと、どうしても話が盛り上がらないという所があります。英会話教師か自分の所属している学校のマニュアルに則って今は機械の如く教えるのであれば、話題の豊富さというのは求められないのかもしれませんが。

2014年2月21日 | カテゴリー : 英会話講師 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa