海外旅行 英会話 勉強法

 

海外旅行 英会話 勉強法

 

海外旅行に行く機会や海外出張などが増えて、海外旅行 英会話 勉強法 が気になる方もいるかと思う。そんな方達に、どのような英会話学習をすると良いかアドバイスしたい。

 

海外旅行 英会話 は何を学習するべきか?

 

一般的に、海外旅行の為の英会話と聞くと、何か特別なものに感じ、旅行英会話本などを買い込んだりするかもしれないが、実は日常の英会話学習の延長と考えた方が良い。

というのも、旅行英会話本のフレーズを覚え込んでも、何もしないよりは良いかもしれないが、覚えるだけでは様々な状況に対応出来ないからだ。

例えば、何者かにパスポートが入ったカバンを盗まれたとしよう。旅行英会話本の中には日本大使館の電話番号などは書いてあるかもしれないが・・・ 以下のような英語力が必要になる。

 

・自分で大使館まで辿り付ける英会話力。

・現地警察に行き、盗まれた場所、盗まれた物などを含め状況を説明し書類に記入する英語力。

 

旅行英会話本では、役に立つフレーズなどは書いてあるかもしれないが、これらを暗記しただけでは、とてもではないが様々な状況に対応できない。状況に対応出来るようになるためには、以下の能力が必要だ。

 

・様々な状況を乗り切れる英会話力

・相手の言っている英語を聞き取る力

・旅行英会話に頻出する英単語

 

したがってこれらの3つをうまく攻略できる英会話学習をしていくことこそが、本当の海外旅行 英会話だ。

 

様々な状況を乗り切れる英会話力

 

私もその昔、留学するまで、海外に行ったことが無かったので、出発前に旅行英会話本などを買い込んで暗記したりしたのだが、ほとんど役に立たなかった。

〝旅行時にどのような英会話が必要になるか?〟を理解していなかった事と〝様々な状況に適応できる英会話力〟がなかった為、旅行英会話本の力をうまく引き出せなかったからだ。

ただ、一つだけ良かったことは、リスニング能力はほぼ皆無と言って良い状況だったが、ゆっくり簡単な英作文をすることが出来たので、こちらの意思は一応伝えることが出来た。この時初めて英作文を瞬時に作れることがが旅行英会話では非常に重要であることが解った。

また、これこそが様々な状況を乗り切れる英会話力の基本なのだと思った。

 

様々な状況を乗り切る為の英会話力を向上させる訓練。

 

様々な状況を乗り切る為には、自分の言いたいことをまず伝えることが出来るようになる必要がある。その為には、簡単な日本語を瞬時に変換することが出来る必要がある。この訓練をまず徹底してやるべきだ。

 

・美術館への行き方を教えてくれますか?

・良いレストランを教えてくれますか?

・部屋のタオルを交換してくれますか?

 

内容は変わっているが、どれも〝~してくれますか?〟という表現を瞬時に使いこなせることが重要である。この使い方が解っていれば、後は英単語や英語表現を入れ替えれば、こちらから英語を一方的に伝える事が出来る段階までは辿り付ける。

(※簡単な英作練習の方法に関しては〝短文 英作文 練習が英会話を上達させる 〟を参照して欲しい。)

 

そして、様々な状況にうまく対応できるようになる為には、体系的な英文法を知っている方が、暗記する労力を最小限にすることが出来るので、是非英文法の全体像を掴んでから、簡単な英作文をする次々に日本語から英語に変換する訓練をして欲しい。

(※体系的な英文法を効率的に獲得する為の方法は 英文法力を効率的に高める学習手順を参照して頂きたい。)

 

様々な疑問文を次々に作れる力が役に立つ。

 

海外旅行 英会話を学ぶ上で、意外にないがしろにされているのが〝疑問文を次々に作れる力〟だ。というのも、疑問文が作成できるだけで様々な力を補うことが出来るからだ。

 

・英語リスニング能力の不足を補える。

・語彙力の不足を補う事が出来る。

 

疑問文を作れるだけで上記のようなメリットがある。疑問文が作れると、自分が必要な答えに話を誘導することが出来る為、英語リスニング能力の不足を補える。

〝好きなスポーツはなんですか?〟と英語で尋ねて〝東京で生まれました。〟などと言う答えは返ってこない。〝フットボールです。〟〝スポーツはしません〟などと言う答えだろう。

英語のリスニング能力が高ければ、相手の言うことを全ておとなしく聞いていれば良いが、聞き取る力が少なければ、なかなかそうもいかない筈だ。だからこそ、答えの範囲を自ら狭くする必要がある。

疑問文作成能力はまた、語彙力不足も補うことが出来る。自分が言いたい英単語を知らなくても、疑問文が作れれば、その語彙力をうまく補うことが出来る。

(※疑問文について興味がある方は英会話 疑問文 を味方に付けよう!〟を参照頂きたい。)

 

英語リスニング能力を磨く

 

海外旅行 英会話 勉強法 を考える時に、話すことばかりに意識が行き過ぎて、日頃の英語リスニング学習を殆ど気にしていない方もいるかもしれない。

実に当たり前の話であるが、相手の言っている英語をある程度聞き取れるようにならないと、こちらが幾ら英語を話せてもコミュニケーションは成立しない。

私自身が留学当初それだったのであるが、初日空港でハンバーガーを買う時から聞き取れなくて、苦労した。海外旅行に出かけると、様々な発音の英語が飛び交うので、色々な英語を聞きとる力を獲得する必要がある。

リスニング能力は、スグに身に付くものではないので、ラジオ 英会話 などを利用した学習などをしながら、コツコツ少しずつ練習していく必要がある。

旅行英会話本のCD付のもので学習するのが良いと思うが、書かれている英文を観て、文法的な理解ができ、英文の意味がシッカリ解るようになってから聞き取り練習をするのが良い。

 

トラベル英会話に必要な語彙力を増やす。

 

簡単な英作文を次々に出来るようになり、ある程度聴き取りの力が上がった段階でトラベル英会話に必要な語彙力を、旅行英会話本から習得していくと効率が上がる。

トラベル英会話の語彙を獲得する時のポイントは〝自分の旅行にとって必要な英単語から覚える〟ことだ。欲張って全部を覚えようとしても覚えられるものでもないからだ。

現地で旅行しながら、その都度必要な英単語を覚えるという方法も、自身の経験上、案外楽に英単語を覚える方法だ。

(※英単語学習方法全般に関して興味がある方は、こちらの 英単語 覚え方 を参照して欲しい。)

 

実体験に勝る 海外旅行 英会話 勉強法 はない。

 

海外旅行 英会話 勉強法 の究極はやはり実際に旅行をしてみることだ。

折角なので、苦労はするかもしれないが、ホテルの手配から全て自力でやってみると良い。現地空港に付き、空港からホテルにタクシーで移動し、ホテルでチェックイン、ホテル近くのレストランで食事をし、現地の有名所を公共交通などを利用し見学し、ホテル内で他の国からのゲスト達と英会話をしたり・・・

全て自力で一度英会話を駆使しながら挑戦すると、自分が本当に何が必要かが見えてくる。

ある人は、旅行の為の語彙力を増強する必要に迫られ、また別な人は瞬時に英作文を作れる必要がある ということを体感できるだろう。その経験が次の英会話学習の強力な起爆剤となる。

まさに〝百聞は一見にしかず〟である。

2015年3月31日 | カテゴリー : 旅行英会話 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa