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英会話 学習本 効率的な使い方で早く上達!
英会話学習を行ってる人の中には、たくさんの英会話テキストを買い込んで、あまり使わずに本棚のオブジェにしてしまっている方もいると思う。
英会話 学習本 には色々な種類がある。それぞれの種類と特長を見極めた上で、効率的な使い方をすることによって、その効果をうまく発揮させることが出来る。
英会話 学習本 の種類
英会話 学習本は、大きく分けて3つのタイプの本がある。
〝簡単な英作文訓練用の本〟〝実際の英会話風の本〟〝英会話に役立つ表現集〟である。
簡単な英作文訓練用の本
このタイプの本は、簡単な日本語を英語に変換させる訓練を目的としたものである。
「私は日本人です。」「あなたの妹は背が高いですか?」
というような日本語を、瞬時に英語に変換することができるようになる事を狙いとしている。
実際の英会話風の本
このタイプの本は、実際の英会話のやりとりが掲載されていて、AさんとBさんのやりとりが載せられているものである。
Aさん:「ひさしぶりね」
Bさん:「ひさしぶり。最近どうだった?」
のような形式である。
英会話に役立つ表現集
辞典風になっており「様々な表現をどのように表すか?」と言う観点で編集されたものや、旅行英語表現集などである。
例えば「割り勘にしましょう」という英語表現を知らない時に、どのように英語で表現するのか調べるために便利な本である。
英会話 学習本 種類別使い方
簡単な英作文訓練用の本 の使い方
英会話初心者・中級者向けのテキスト
英会話が出来るようになりたいと思っていて、英文法の全体像を理解していない人や、英文法を理解していても「日本語を瞬時に英語にすることができない方」はまず、このタイプの本を使うべきである。
英語初心者は、完了するまで時間がかかるかもしれないが、まずここから入り、1冊全てをきちんと、やり遂げた方が良い。
その理由は、このタイプの本の知識をスムーズに使うことが出来ると、ネイティブスピーカーと、どうにかコミュニケーションをとるための下地ができることと、ありとあらゆる状況を、英語で説明することが出来る可能性を高めることができるからである。また、後述する英会話 学習本を最小限の力で使うことができるようになる。
英会話を短時間に出来るようにしたい方は、必ずこの訓練を入れるべきである。漫然と英会話をするよりも、はるかに短時間で英会話力を形成することが出来る。
このタイプのテキストを使う上で重要な事は「丸暗記しないこと」(応用力がなくなるので。)もう一点は「自分が英作出来ない文に関して理由を考えてみること」である。(理由が解かると、応用力に繋がる。)
あまり真剣に考えなくても、日本語から英語にスラスラ変換できるようになると、実際の英会話の時に右往左往することが少なくなる。
(※このようなテキストを使った短文 英作 練習に関して興味がある方は〝短文 英作 練習が英会話を上達させる 〟を参照して欲しい。)
実際の英会話風の本 の使い方
英会話中級者以上向け
このタイプのテキストは、〝簡単な英作訓練用の本〟が使いこなせるようになってから、取り掛かると効率が格段に上がる。
そして、必ずCD付きの本を買うべきである。NHKのラジオ英会話 などがこの種の本である。
CDを覚える位、何度も聴きながら(覚える必要はない)、頭の中で英語を英語のままで(=日本語に置き換えることなく)考えられるまで、聞いてみる方が良い。
そうすることで、リスニング能力も向上させることができる。また、何度も聞くことで、覚えるつもりはなくても、かなりのことを自然に覚えてしまうことができる。
英語を聴きながら「この表現は知らないな」と思いながら聞いたり「この表現を自分はうまく使うことができない」と思いながら聞いてみると、実際の英会話の時に、使える可能性が増す。
(※ラジオ 英会話を使ってリスニング力などを向上させたい方は〝ラジオ 英会話 学習法〟を参照して頂きたい。)
英会話に役立つ表現集 の使い方
英会話中級者以上向け
「とっさの一言英会話辞典」や「トラベル英会話」のような本が、このタイプの本である。
これらは、上記で述べてきた本を、ある程度習得した段階で使い始めると、より短時間にテキストの旨みを引き出すことができる。
間違っても、英会話初心者は使わない方が良い。どうしてこれがこうなるのか?ということが理解出来ずに覚えても、すぐに忘れるし、また応用が効かない。また、仮に覚えたものを使い相手に伝えても、相手の言う英語が聞き取れなければ自滅する可能性が高い。
これらの本は「自分が必要な英語表現だけを覚える」という意識で使う方が良い。
トラベル英会話本を例に挙げると、シーン別に構成されている物が多いと思うが「自分は買い物は殆どしないから必要がない、レストランで食事はよくするだろうから、その部分だけは徹底して覚えておく」という感覚で使うと必要な表現を吸収しやすいと思う。
(※海外旅行 英会話について興味がある方は、海外旅行 英会話 勉強法を参照して欲しい)