英会話学習をする時にないがしろにされがちなのが、音読です。
偉そうなことを私は言っていますが、私がこの音読で後悔した記憶があるので皆さんには後悔して欲しくないのです。私は頭で英作文ができれば、後はその時その時の状況に応じて口から出せば良いと、たかをくくっていたので、膨大なチャンスを無駄にししまったのです。
どういうことかというと、目の前に一つの英文があるときに、面倒くさがらずに英文そのものをただ口から出して読んでみればよいのです。
口から1回2回と声出すだけでは、短期間で見るとあまり効果は感じられないでしょう。ところが数ヶ月単位で見てみると、これはすごい効果を発揮するのです。英会話をするときというのは頭で考える部分と、無意識の記憶を使って考える部分があるのですが音読というのはこの無意識の部分の記憶容量を増やしてくれます。
ですから昔の私のように頭で考えて口に出さないというのは、長い目で見ると非常にロスになるのです。
音読の効用を唱えている人はたくさんいるのですが、英会話学習をはじめとする英語学習に携わる人の中でこの効用の素晴らしさを本当の意味で実感できている人というのは少ないのです。
ですから私は口を酸っぱくして、音読の機会を無駄にしないでくださいと訴えたいです。