向うに住んでいた時に、ホストマザーからある時、レストランの予約を取ってと頼まれが記憶があります。
内心『ただでなくても英会話が堪能では無いのに、そんなに難しい事を頼んで・・・』と思ったものです。
さて電話で話してみると大変なものでした。相手が見えないし、こちらの英語が伝わるかどうかも分からないという心理状況で予約を入れるというのは実に大変なものでした。
傍でホストマザーが聞いていたのですが、一向に助け船を出す気配を感じられないし、私の電話を受けた男性は「Sorry, Sir…..」などと言う始末でした。
私のホストマザーは結構ズボラな人だったので、決して私の英会話上達のために電話をかけさせたとは思わないのですが、そういう機会を与えてくれて今では感謝しています。
電話でのやり取りというのはこのように非常に難しいものなのです。人間のコミュニケーションの多くがかなり言葉以外のものでもなされていることがわかります。相手が見えないとなると、これが非常に難しくなのです。
7年程前にF1レースをフランスで観た時は、現地のホテルに電話をいれたのですが、お互い英語は第二外国語であるので、レストランに電話をかけた時よりもさらに大変でした。
いずれにしましても、英会話 電話対応を学ぼうとするときには、とにかく間違っても良いのでまず、一度電話を入れて経験を積むことが大切です。いちど経験を積むとどのように話せばよいのか?ということがだんだんと見えてくるものです。