私はテストの点数は良くても悪くてもあまり気にしないのですが、この嘘だけは気になりました。そこで、このお子さんを通っている学校には私の知っている先生がいたので・・・
「答案を見たいから、いつ返却してくれるか聞いてみるよ」:私
「それは・・・」:お子さん
「別に名前を出すわけでもないし、純粋に尋ねてみるだけだから」:私
「・・・・」:お子さん
私はこの嘘のつき方をみて、英会話学習に関するモチベーションが低い事、そして英語学習することに関して何も考えていない事 とが関連してるように思います。
自分が上達したいのであれば、純粋に英語が上達するためにできることを考えるでしょう。ところが、このお子さんは「自分のあまり点数の高くない答案を見られるのは嫌だ」と言う観点でしか物事を考えていないのでしょう。また嘘をつくにしても、目先のことしか考えていない軽率なものなのです。
英会話や英語ができるようになるには、現時点での能力が関係無いのです。それよりもモチベーションが高いか?またはしっかり考えながら物事を進めていくという姿勢が必要になります。
世の中がどんなに便利になっていっても、結局人間はモチベーションと考える力は必然であります。挨拶がきちんとできる、相手の目を見て話すことができる という事はそういった根幹を支えているように思います。