60歳 英会話 上達の秘密とは?

英会話を習っているおおよそ60歳ぐらいの生徒さんが、結構英会話ができるようになってきています。This is  とかそういうところから英語学習を始めたのだから大したものです。

先日のレッスンで『まだ1つの文章で英単語を数個しか使わないような短いものが多い』とおっしゃいました。私はそれを聞きながら思わず『できるようになってくると段々と欲深くなるものですね』と冗談を言いました。短い文章でも、会話ができるようになってきたことが何よりです。そして訓練を少しずつ行っていくと長い文章で英会話もできるようになります。

この生徒さんが普段やっていることは以下の2つです。

NHKの英会話番組を毎朝ラジオで聴くことです。(これを定期的にやってくれているおかげで、私が話す英語を聞き取ることがだんだん上手になりました。)

様々な英文法項目の理解とそれを使った英作訓練です。

英会話が格段に上達した背景には、この2つの訓練の成果があるのだと改めて思います。

自分のお子さんやお孫さんの話など一般的な話を英語でする時に、相手の話を適切に聞き取り、そして今までやってきた英文法項目をうまく当てはめられるようなったのです。短い文章でも適切に主語と動詞を入れて話すことが出来るので、聞いている立場の私も理解しやすい文章です。英会話に必要な何かを見極め、基本に忠実になったことの成果であると思います。

世の中に英会話が出来るようになれば良いと思っている人たちは、たくさんいると思うのですが、なかなか正しい学習方法が確立できていない方が多いのも事実です。本当に基本的なことを着実にこなすだけで、英会話は必ず習得できます。

2015年2月17日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 上達 に必要な2つの視点。

英会話初心者の方から時々質問を受けるのは〝どのようにすれば英会話ができるようになるか?〟ということです。

様々な考え方があると思うのですが、私はただ英語を話していれば、上達するとは思ってません。

私が考える英会話上達に必要なことというのは・・・

1.手持ちの知識を可能な限り増やすこと。

2.持っている知識を素早く運用できる。

この2つをしっかりやることだと思ってます。

英会話を教室に通って、話をしているだけでは、なかなか上達しないのは上記2番に焦点を当てすぎているからだと思います。

かなりの英単語数や英文法項目を知っているような、知識が豊富な人はいきなり2番に焦点を当ててもうまくいくのかもしれませんが、一般的にその知識を持っていると言う人でも、その範囲は色々あります。

例えば「関係副詞を使って自由に英文を口から出してみて下さい。」とお願いすると、正確な文章を口から出せる人は20パーセント以下であるように思えます。これは、この文法項目について全く知らない or 知っているけどうまく使いこなせない ということを意味します。

この状態では、英会話をする時に、この項目は使えないはずです。ですから、この部分を改善するような学習やトレーニングが必要になります。

英単語に関しても同じことがいえます。読んで理解できるという英単語はいくつかあるでしょう。ところが、それを使って英作しなさい というと水準は一気に上がるはずです。

英会話を実際にすることはものすごく重要です。ただ、それと同時に手持ちの知識を出来る限り、使える状態にしていく必要があるということを頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

2015年1月21日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 学習 運動のように考える。

英会話学習をしている人は、日々試行錯誤してると思うのですが、あまり難しく考えすぎるとストレスがたまるので、もう少し気楽に考えると良いと思います。

私の個人的な意見ですが、初心者の人はまず〝自分の思いを相手に伝えられるようにする〟ということをテーマにし英会話学習継続すると良いと思います。

自分の思いを相手に伝えられるようにするには、最終的にはたくさんの知識も必要なのですが、初心者の間は「自分の持っている知識で、相手に言いたいことを伝えられないだろうか?」と考えながら話をしていくようにすると良いと思います。そして、思うように会話が出来なければ、スイミングや自転車に乗る時のように体がある程度自動的に反応するようになるまで、練習を続けてみるのが良いと思います。

個人差があるので、どのくらい練習するとどのくらい成果が上がるのか?は明確では無いですが、ある一定期間一生懸命練習すると「どうにか自分の思いだけは相手に伝えることができるようになるものです。」

そしてそれはある程度駅ようになったら、次の段階を考えてみると良いと思います。

より詳細にいろいろなことを伝えたければ〝英文法をもう少し磨いてみよう〟〝英単語力をもう少しアップさせよう〟など少しずつテーマが決まってくると思います。そしてそれはまた改善していくのみです。

英会話上達 成果を形に残す。

英会話学習をしている人の中には、なかなか自分がやっていることが成果に現れなくて、モチベーションが下がったる心が折れそうになったりすることがある人もいると思います。

そのような時に1つお勧めするのは、自分が普段やっている英会話学習を具体的に目に見える形にしておくということです。

例えば、自分が初めて英会話学習を始めた時に、その様子をスマートフォンなどで撮影しておく、という形は結構有効です。

2分間で自分の自己紹介を英語で自由にしてみます。英会話初心者の人にとってはなかなか、それは難しいものです。当然ながらほとんどできないという人も多いかと思います。

3ヶ月後ぐらいまた、同じように自己紹介を英語でしてみます。そしてそれをスマートフォンで撮影しておきます。

3ヶ月前の自分と比較して、かなり自己紹介に関する幅が広がっているはずです。実際に自分で動画で確認してみることで、自分の上達具合というの客観的に把握することができます。成果が形となって現れるので、漠然と自分は調達していないのではないか?という不安にさいなまれなくても良くなります。

このようにして、6か月、1年後など定期的に動画を撮影してみると、結構面白い状況になってるはずです。(笑)

2014年10月2日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 やさしい 言い方が出来るようになるには?

よく英会話学習中の生徒さんから聞かれることの1つに『自分が言いたいことが言えなくなった時にそこで詰まってしまい、困ってしまう・・・』ということがあります。

その時に私が『今の場合であれば、こうこうしかじかと言ってみれば良いのではないですか?』とお伝えすると・・・

『意外に簡単な表現で、確かにそういえばそうですね』と生徒さんから言われることが多々あります。

私は英単語学習も好きなので、割合語彙力にも自信はあるのですが、やさしい言い回しをすることにも当然ながら慣れています。

英会話学習の時には、確かにたくさんの英単語を知っていると有利なのですが、やさしい言い方を色々とできるようになると、窮地を脱することができる確率が上がります。

さて、どうすれば、やさしい言い方ができるようになるのでしょうか?

・たくさんの英会話表現を覚えようと言う発想に固執しない。(必ずしも、たくさん覚えたからたくさんの言い方ができるようになるとは限らない。)

・相手の人に可能な限りわかりやすく伝えるよう心がける。(難しい英単語を知らない人にでも伝えられるようになれば、相当やさしいなどできるはずです。)

・常に可能な限り、自分が今考えていること以外に、他にどんな答えが考えられるか?を考えてみる。

そんな訓練を地道に繰り返すとだんだんと応用力が育ちます。

2014年10月1日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 やさしい 言い方の練習 私の場合。

前回のブログで、英会話をする時に、やさしい言い方ができるようになると、それだけ応用力が高まりますという話をしました。

私は時々自分でどのような英会話表現が可能であるか?自宅でも練習してみることがあります。その方法の1つはテレビのニュースを見ながら自分が思った事をを英語で考えてみるというものです。必ずしも英語を口から出す必要ないのです

どこかで自然災害があったとき、その自然災害の背景について英語で考えてみたり、そういう悲劇を二度と繰り返さないためには、どのようなことができるのか?などと言う事を英語で考えてみたりします。

そういう思考訓練を何百回、何千回とやっていると、いろいろな言い回しや、やさしい表現が結構簡単に身に付いてくるのです。また、これは半分習慣みたいなものなので、慣れてくると自分が特に意識しなくてもそういう発想で考えるようになるものです。

英語で考えてみるのも勿論良いのですが、英語で言い回しを考えながら難しければ、日本語でどのような表現が可能であるか?をこういった機会に考えてみるのも面白いでしょう。

テレビのニュースを見ていると様々な問題がありますので、それについて思考訓練をしていると、表現の幅も広がりますし、自分が覚えた表現も自動的に見つかるようになります。

2014年9月20日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 上達する人

前回のブログで、英語レッスンの中で様々な情報交換をすることは、英会話や英語学習の醍醐味の1つであるという話をしました。

今日もその続きなのですが、私の教室には結構サラリーを稼ぐ生徒さんたちがいらっしゃいます。医師などの高給がある程度約束された有資格者以外の生徒さんについて考えてみると、ある1つの共通点が浮かびあがります。それは非常に様々な情報持っており、そして非常に創造性が高いのです。

先日もある生徒さんから、車の話についてお聞きしていたのですが、自分の車をいろいろと自分の好みに仕立て上げるために、様々な車のパーツを購入している という話をお聞きしたのですが、それはもうオートバックスさんのスタッフのようです。(笑)

様々な情報を持っていると何故英会話が上達しやすいか?というと、これはおそらく推測ですが、以下のような理由が考えられます。

・話題が多いと、それだけ相手の関心を惹きつけることができるので、結果として英会話が途切れず長く話すことができるようになる。(長く英会話ができれば当然上達する確率が上がります。)

・自分で様々な事柄について話そうとするようになるので、それだけ様々な言い回しを覚えることができ、それを使えるようになる。(語彙力が高まる。)

英会話学習をして、それを武器として使えるようになりたければ、様々な話題に興味を持つ という発想が必要になると思います。

2014年9月16日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 習慣 付けの重要性。

アメリカ留学中の生徒さんから先日メールをいただきました。現地での生活を詳細に記してくれて、私は思わずそこに住んでいるかのような気分になりました。いろいろと大変なこともあるそうですが、私が海外に住んでいるときと同じだな~と思う部分がいくつかありました。

例えば「多くの人がかなり距離が離れていてもドアを開けて待っていてくれる」と言う点などです。考え見ると、私も向こうに住んでいるときは、同じようにやっていました。ところが、日本に帰国して、こちら生活に慣れてくると、少し距離が開いていると、さすがにドアを開けて待っていることはありません。ですが、習慣というのは恐ろしいもので、日本に帰国して1週間位は、例えばコンビニなどに行っても同じようにやっていた記憶があります。人からきょとんとした顔で見られたものです。

このようにして考えると、人間と言うのは結構習慣というのは非常に重要であると思います。英会話学習をする時も、可能な限り習慣付けができれば、その英会話学習は飛躍的に向上するでしょう。英会話学校に通うと言うのは、そういった意味で、夏休みの朝のラジオ体操のようなものなのかもしれません。定期的に通い、自分の現在の英会話の様子を考え、再度英会話学習するという、いわば習慣付けです。

2014年9月7日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話上達 と気配りの関係。

英会話が上達しやすい性格というのは、以前お伝えしたように明るい性格の人であると思っているのですが、他にもう一つ英会話上達のために欠かせない要素を挙げるとすれば、気配りではないかと思います。

ここでいう気配りというのは、色々あるのですが、そのひとつが母国語である日本語に対する気配りです。

日本語に対して感性の鋭い人は、やはり英会話も上達するのが早いと言えるでしょう。細かな差異に気づくことができるからです。

たとえば英単語を覚えているとします。その時に、attribute  ascribe というふたつの似たような英単語が出てきたとしましょう。どちらも似たような意味の英単語ですが、微妙にニュアンスが違ってきます。

こういう時に、言語感覚の鋭い人はこの際に気を配り辞書で丁寧に調べたり、自分でその違いを徹底的に納得いくまで考えようとします。

こういうことを積み重ねていくと、時間が経てば経つほど大きな違いとなって現れてくるわけです。

実際に英会話をするときには、豊富な語彙があればあるほど、伝えられる内容に大きな違いが出てくるわけですから、英単語に対する気配り一つだけでも大きな違いとなって現れます。

本気で英会話を上達させようと思うのであれば、ちょっと『敏感』な位が良いのかもしれません。

2014年7月1日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 上達 積極性が重要。

英会話ができるようになる人と、ならないような人の違いは何であるか?ということを考えると、積極性であると思います。

私が海外に住んでいた時に、様々な日本人にあったのですが、結構長い間生活しているのに、かなり英会話が堪能でないと言う人がいました。

彼らに共通しているのは、積極性がないということでした。

例えば、英和、和英、英英辞書すべてを持っているので、自分がわからない事があっても、英単語について調べさえすれば、即座に大方の事は言えそうなものなのに、あまり積極的に英会話をしようとしないのです。

基礎的な英文法の力が不足しているから、簡単な文章作ることもできない ということもあるかもしれません。また、もしかすると、必要以上に失敗を恐れるということもあったかもしれません。

ですが、やはり積極性がないとやはり英会話は上達しないわけです。

良くも悪くも私が一人だけ、この積極性に関して感心したのは、ある日本人女性でした。本人は未だに知らないのだと思うのですが、私が知り合いから聞いたところによると、この日本人女性は連日夜遅くに酒を飲んで帰ってきて騒いで煩いので、住んでいた現地家族から『来週引っ越すことになったから、申し訳ないのだけれども次の家を探して頂戴』と遠回しに追い出されたのでした。

この女性はお酒が好きだったこともあるのですが、英語で必死に会話をしようとしていたわけです。話している英語自体は文法的にエラーがあったりしましたが、とりあえずは話せるようになったのです。中学生くらいの英文法事項は理解していたのでしょう。ですからある程度の文章が作れたわけです。

彼女を見ていると、英会話というのは積極性がやはり問われるのだと思ったものです。

2014年6月19日 | カテゴリー : 英会話上達 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa