先日、あるさん達と英会話の練習をしていたのですが、レッスンから帰る際に『久しぶりにたくさん頭を使った』とおっしゃってました。
その時の話題は・・
・仕事の満足と稼ぐお金どちらがあなたにとって重要か?
・親が子供の職業選択について、口出しをすることについてどう思うか?
・将来稼げるようになる職業は何か?
これ以外にもまだまだ質問はあったのですが、レッスン後非常に疲れた表情をされていました。普段自分があまり考えもしないような、 話題だったようです。
人間が英会話をする時には、様々な能力が問われるのですが、その一つが“様々な話題に対応できる能力”です。どんなに英単語をたくさん知っていても、英文法の知識があっても、自分が思っていることを、相手に上手く伝えていけないようでは、せっかくの宝も持ち腐れになってしまいます。
英会話が堪能な人でも、様々な分野のことについて、意識的に話す練習をしていないと話せる領域はどうしても限定されてしまいます。
英会話がペラペラになるというのは、自分がうまく使える英単語と文法知識のパターンを熟知していれば、案外短時間でもできてしまいます。ところが、様々な話題について話すとなると、これはもう単なる英語の知識だけの世界ではなくなります。ですから、様々な視点から話す訓練が重要になるわけです。
様々な話題について話すことで、自分が知らない英単語を獲得できる という別の効用もあります。一口に英会話といっても、その奥深さはなかなかのものです。