英会話ができるようになる人と、ならないような人の違いは何であるか?ということを考えると、積極性であると思います。
私が海外に住んでいた時に、様々な日本人にあったのですが、結構長い間生活しているのに、かなり英会話が堪能でないと言う人がいました。
彼らに共通しているのは、積極性がないということでした。
例えば、英和、和英、英英辞書すべてを持っているので、自分がわからない事があっても、英単語について調べさえすれば、即座に大方の事は言えそうなものなのに、あまり積極的に英会話をしようとしないのです。
基礎的な英文法の力が不足しているから、簡単な文章作ることもできない ということもあるかもしれません。また、もしかすると、必要以上に失敗を恐れるということもあったかもしれません。
ですが、やはり積極性がないとやはり英会話は上達しないわけです。
良くも悪くも私が一人だけ、この積極性に関して感心したのは、ある日本人女性でした。本人は未だに知らないのだと思うのですが、私が知り合いから聞いたところによると、この日本人女性は連日夜遅くに酒を飲んで帰ってきて騒いで煩いので、住んでいた現地家族から『来週引っ越すことになったから、申し訳ないのだけれども次の家を探して頂戴』と遠回しに追い出されたのでした。
この女性はお酒が好きだったこともあるのですが、英語で必死に会話をしようとしていたわけです。話している英語自体は文法的にエラーがあったりしましたが、とりあえずは話せるようになったのです。中学生くらいの英文法事項は理解していたのでしょう。ですからある程度の文章が作れたわけです。
彼女を見ていると、英会話というのは積極性がやはり問われるのだと思ったものです。