その昔向こうに住んでいたときに、私が住んでいた家のホストファーザーの父親(当時95歳位)と英会話をする機会があったのですが、最初から最後まで相手が英語で何を言っているのか全く分からないという 悲惨な状態なったことがあります。こちらの話す英語もおそらく伝わっていないし、相手が話す英語ももちろん伝わっていないという壊滅的な状況だったのです。
家族は用事でその場におらず、私だけが家に取り残されて、かなりの時間を英語で会話しなければいけなかったのです。
あの経験をするまで、英会話をするにもリスニングが非常に重要であるということは本当の意味で理解していなかったように思います。
悪戦苦闘していると家族が帰ってきて、非常に安堵した記憶があります。このおじいさまが家から帰った後に私は家族に「当然わかると思うのだけど、あの英語を本当に理解できるのか?」と尋ねると、当時小学生だった少年が「時々おじいちゃんの話してる英語は分からない」とぶっきらぼうな口調で言っていた記憶があります。
アイルランドに住んでいた当時、何人かの老人と話す機会があったのですが、この経験の後多少は良くなったように思いますが、やはり老人との英会話難しいという思いがいまだにあります。