英会話をすると日常的な英単語を知らなくて困るという場合が結構あります。
私も学生時代に向こうに住んでいた時に、英単語をたくさん頭の中に詰め込んでいたのですが、当時数を増やすことばかり意識が行き過ぎて、知っているやさしい英単語が2つ組み合わさった時に、別な単語になるという視点が欠けていて結構困ったのです。
例えば『野党』を表す『opposition party』ですが、opposition も partyも両方知っているのに、この2つが組み合わさるとはっきりとわからない ということがよくありました。もしかすると、新聞を読んでる時に文脈からこの単語の意味は推測できたかもしれません。しかしどう考えても、意識的にこれを覚えるまでは自分の口から出して使うことができない単語だったのです。
日本語では与党や野党という言葉は普通に使っている言葉なのですが、これを英語で言う事は難しかったのです。こういう思いをしてから私は日本語で知っている単語は英語でもきちんと言えるように練習したものでした。
いきなりたくさんの英単語を覚えることができませんが、興味を持って少しずつ取り組んでいくと必ず自分の英単語が世界が、パットと明るく広がる瞬間がやってくると思います。