帰国子女の方をテレビなどで拝見していると、私のように20歳位から本格的な英語学習を開始したものと、大きな差があるな~ といつも感じます。
英検やTOEICのテストなどで同じレベルであったとしても、英会話をする時に大きな力を感じるものです。頭の中に全く同じ数の英単語や英語表現がインプットされていたとしても、運用能力の点でかなりの違いを感じます。
その差は一体どこから来るのか?ということを考えてみると『英語で経験した場面の多さ』と『その場面ごとに覚えている英文例の豊富さ』であるように思います。言い換えると、場面ごとに大量の英単語や英語表現は当然ですが文章としてを沢山持っているように思います。
このような差が非常に大きいように思います。
話は変わりますが、翻訳機械やソフトを開発している人は、こういう研究を相当やっているのは当然だと思いますが、シチュエーションごとにデーターを大量に覚え込ませることが出来れば、相当良い翻訳機械やソフトは出来上がるのだと思います。(ただ、この状況の多さは相当なものだと思いますが)
将来技術の発展が目覚ましくなってくると、ある動画などを1時間とか見るごとに、大量のシチュエーションと英語表現が頭の中に残るようになり、帰国子女とそうでない人の差も狭くなるように思いますが、その頃私はこの世にいないように思います。(笑)