英会話 瞬発力 はどのように磨くか?1

英会話が口からスラスラと言えるようになるにはどうしたら良いですか?と生徒さんから聞かれることがあります。

その状況に応じて、適切なアドバイスをさせて頂いているのですが、口からスラスラ言えるようにこと=英会話 瞬発力 を意味するのであれば、一つしてはイケナイことがあります。

それは『英文を意味も考えずに丸暗記をすること』です。

簡単な決まり文句や挨拶はそれでも良いかもしれません。ところが実際の英会話では、場面場面に応じて臨機応変に英文を口からスラスラ出せる必要があります。そうすると意味を考えないで、文章を覚えているだけでは、とても対応しきれないのです。そうではなくて、どんな状況になっても、瞬時に頭が動くように日頃から考え練習しておくことしか策は有りません。

暗記ばかりしていて、英語の文章の事を良く考えない方は、自分の知っている英文がピタリと当てはまった時には、意味も考えなくても瞬時に口から出てくるのですが、それ以外の場合はどうにもならないのです。

英文を暗記しないで、日頃から『今ある知識でどんな英文を作れるだろうか?』と色々と考えてみてください。そうするとかなりの応用力が自動的に形成されるはずです。

2014年7月17日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話学習 私の英会話格闘時代の話。

私はよく英会話の指導をする際に、生徒さんの状況に応じながら学習のアドバイスをさせていただくのですが、その時に考えるのは『一人一人の生徒さんの英会話上の長所は一体何か?』ということです。

人により長所は色々あります。リスニングが得意な人、英会話運用能力が高い人、発音が上手な人・・・

私が英会話学習を本格的に取り組んだ時には、リスニングと運用能力はあまり高いと思わなかったので、長所であるリーディング力と英単語力増強に力を入れたのです。例えば留学中、時間がある時は、朝から晩まで英字新聞を読み続けるということはザラにありました。また、朝の通学時のバスの中で、最終的に辞書がちぎれて壊れるまで辞書を隅から隅まで読んだりということを真剣になっていたのです。

そうすると、苦手であったリスニング能力がいつの間にか高くなっていて、英語運用能力も勝手に上がっていたのです。長所をうまく生かすだけで、苦手な部分も自然にカバーできるようになるのです。

考えてみれば当然の話なのですが、リーディングとリスニングはつながりが深いし、英単語力が増大するとスピーキングにも当然ながら役に立つわけです。

自分の英会話学習上で、苦手な部分には目をつぶり、長所を徹底的に伸ばすことを考えたことは、良い英会話学習戦略であったと思います。

英会話学習 英語表現を効率的に覚える為に。

英会話学習をするときに、英会話に役立つ英単語やフレーズを覚えようと頑張っておられる方もいると思います。今日はそのような方へのアドバイスです。

どうすれば英会話に役立つ表現をより効率的に覚えることができるのでしょうか?

私がよく生徒さんに言うのは、本を全体的に観ていき『自分が知っていれば良いな~』という分野をいくつかピックアップし、さらにその中で『これが使えたら良いなぁ~』というものを覚えて行くと言う手法です。

例えば英会話の本の中に、料理、旅行、日常生活、自分の考えを伝える・・・などのように、いくつかの項目があった時に、自分が『料理』の項目に興味があったとします。そしてその英会話本の『料理』の項目の中で『料理にまつわる動詞』という項目があり、simmer  stir-fry  marinate という3つの動詞に興味があれば、これだけを集中して覚えていくのです。これ以外のことを覚えようと最終は考える必要はないのです

そうすると意外なほど覚えていくことができます。同じ英単語を3つ覚えるにしても、本の順番通りに覚えようとすると自分の興味がわかないなかなか覚えることができないです。このようなプロセスを反復していくだけで、いつの間にかその本全体の英語表現を吸収することができます。ぜひ一度トライしてみてください。

2014年6月10日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

ちょっとした英会話学習

英会話学習をする時には、英語的発想の訓練も必要になるのですが、そういったトレーニングを日常生活の中で少し行う方法があります。それは可能な限り、身の回りに英語で説明されているものがあれば、読んで理解してみるということです。

私のパッと思いつくものを挙げてみると・・・

・化粧品のボトルに書かれた英語での説明。

・海外で生産されている、コンビニなどで売られているお菓子の英語表記。

・公共交通機関に乗っているときに、英語で書かれている表記。

結構身の回りに英語で書かれているものがあります。

このようなものを見たら可能な限りどのような意味であるのか?と意味をとってみることは勿論、英文法がある程度わかる人であれば文法側面を考えてみるだけでも結構な勉強になるものです。

もちろんわからない単語をあれば、貪欲にメモしてみてください。そうするだけで、英単語を3つぐらい覚えることになります。名詞を1つ覚えたのであれば、動詞や形容詞を覚えたことになるからです。

気になって理解したいと思っても、時間がないのであればスマートフォンなどで撮影しておいて後で調べてみるというのでももちろん良いでしょう。

ちょっとした時間を利用するだけで結構な英語英会話学習ができるものです。

2014年6月6日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話学習と密度の関係

英会話学習する時に、リスニング能力を鍛えようとか、基礎的な英文法能力を高めようとか、様々なことをやりたくなると思うのですが、学習効率のことを考えると、あまり色々なことに手を出すのは個人的におすすめできません。

言うまでもなく、学習効率が下がるからです。同じ種類のものをたくさんやっているというのであれば、あまり問題はないかもしれません。たとえば英単語を覚えながら、英熟語を覚えるとかそういうものであれば、あまり問題はないでしょう。

ところが、時間があまりないのに、基礎的な文法学習を軽くやり、アウトプットである英会話実践をちらりとやり、リスニングも軽くする・・・・ようなことばかりをやっていると、あまり効率が上がらないでしょう。一つ一つの学習密度がどうしても薄くなってしまうからです。学習密度が薄くなってしまうとどうしても、体に定着させるということがなかなかできないかもしれません。

学習項目せいぜい2つ位にしておいた方が良いのではないかと思います。

どうしても短期間で様々なことをやりたい方は、期間限定の合宿方式をやってみるのも手かもしれません。今月は英単語に力を入れる、来月はリスニング学習、その次は英会話アウトプットに特化するなどです。

こうすると学習密度あまり下がらずに、様々なことをしっかり集中してこなせると思います。

2014年5月28日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話学習 英語学習 成果は忘れた頃にやってくる。

英会話学習をしていると、すぐに成果を上げたいと思うものですが、どうしてもタイムラグというのが出てきます。

私がよく思うのは、音読をする練習に関してです。音読をした効果というのは、今すぐ感じられるものではありません。私の経験上、効果が表れるのは数ヶ月後です。ある時ふとした時に「なんとなく口に馴染んでいる」という状態になります。英単語学習というのも同じものです。覚えても忘れるものですが、こまめにやっていくとある時必ず大きな成果となって現れます。英語の文章読んでいる時などに、以前よりも知らない単語が格段に減ったなどと、ある時ふと気づくものです。

このように、タイムラグがあるので、多くの方は挫折しがちなのですが、これが非常に勿体無い話なのです。そこでやめてしまうと結局何も得られないことになります。初めから、時間差が出てくるものだと割り切っていく方が良いかもしれません。

英語学習というのは農業と同じであるとも思っています。春に種をまき、収穫は秋なのです。種をまいてすぐに収穫出来る物ではありません。収穫に向けて、雑草を取ったり、水を与えたりなど様々な努力が必要になります。

大きな収穫を楽しみに、英会話学習・英語学習の苦労も楽しむ 感覚でいると良いかもしれません。

 

2014年5月21日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話学習 は資産である。

英会話学習を嫌々やっている人もいるかもしれませんが、これは実にもったいない話です。私はいつも英語学習と言うものは資産形成であると思っています。実に様々な可能性が広がるからです。

英語が上達してくると、英語上達の喜びというものも感じることができますし、それまでは手に入らなかった上のだ英語でなら手に入るということもあります。またそういったものを読むことによって日本語では考えられないような発想をも入っていたりすることもできます。

英会話出来ると様々な国の人と仲良くなれて交流することもできます。そしてそういう人たちと仲良くなると、通常では考えられないような情報が手に入ったりします。

例えば今闘病中で頑張っているミハエルシューマッハーが、かつて住んでいた場所をを訪れることができたのは、私の友人が彼を知っていたためでした。私が熱くシューマッハについて英語で話をしていると、この友人が動いてくれて、最終的に彼の知り合いにアプローチしてくれたのです。

そしてこの情報を元にして彼が住んでいた村まで行くことができました。(彼の家まで行くことができました。)そして彼が地元で学校などを含めて公共の施設を建設している話を聞くことが出来ました。私が読んでいる雑誌やインターネットから知ることができない情報でした。

このように英会話というのは、資産になります。

2014年5月17日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 英語学習の根源は自信3

今年の春から大学生になった、ある生徒さんの成功例について話したいと思います。

受験勉強の英語力を伸ばしたいということで、教室に来てくれたのですが、最初にお会いしたときには、ある程度基礎的な英文法の力もあるので「なぜ思ったように点数が伸びないのかなぁ?」と思って分析をしてみると、いくつか問題点が出てきました。

・英語を読み慣れていないので英語の発想で早く文章を読むことができない。

・文脈を追う力がない。

そこでとにかくたくさんの英文を可能な限り読んでもらうことにしました。さらにいちどレッスンでやったら英文であっても何度もないよう理解しながら音読してもらうようにと言いました。

そうすると3か月間あまりで、見違えるほどに英文が読めるようになってきたのです。最初のレッスンでは1ページの半分くらいしか進まないかどうか?という状況だったにも関わらずです。

大学入試センター試験に挑み、英語の点数は前年比30点あまり上がっていました。

受験勉強が終大学に入学する直前にお母様からメールを頂きました。何を簡単に言うと以下のようなものでした。

「息子は中学生時代は英語が苦手だったにも関わらず、今では英語が好きで大学に入学したらどんどん英語を勉強したいというようになり、一年で本当に大きく変わりました。」このような内容でした。

生徒さん本人が頑張って自信をつけて、結果として英語に前向きになったわけです。

英会話学習や英語学習において重要なのは、自信を持つことなのです。どんどん苦手な方でも自信が持てるようになれば必ず前に進みます。

2014年5月6日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 英語学習の根源は自信2

英会話 英語学習の根源は自信 であるというのが私の信念なのですが、今日は生徒さんの実際の成功例を話したいと思います。

高校生の女の子なのですが、教室に初めて来てくれたときには「英語は好きだけれど、なかなか上達しなくて低迷している」という状態でした。非常に素直な生徒さんで、この子はまず絶対上達すると思ったものです。

英語上達の上で何が問題であるのか?という点を分析していくと「英語学習の全てを特に英文法を暗記で押し切っている」という点でした。

そこで「英文法の理解しなければいけない部分を徹底して理解しよう」 そしてそれに従って英文法の理解出来る部分を増やしてきました。

そうすると、だんだんと高校での成績も上達し、模擬試験の成績も上昇、英検の成績も向上し、そして英語は得意科目になってしまったのです。好きだけれど、英語の成績が低迷しているというのは信じられないような状態でした。

今では英語は得意科目になってしまったので、受験勉強のときにはこれできるだけ得点を稼げるようにと、受験英語がんばってくれています。

本人にはあまり言ったことはないのですが、受験勉強通じて英語で書かれている文章の文脈をとる力を磨いてほしいと思っています。そうすると大学に入学した後にTOEICなどの英語学習を始めたときでもきっとうまく進むからです。

2014年5月5日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 英語学習 の根源は自信1

私は一時期英語がすごく苦手だと思ったことがあります。自分は英語の才能がないとも思いました。それは高校2年生の時にテストで26点を取った時です。

ですから当時は英会話を勉強しようのという発想も全く湧かなかったですし、ましてや英語教師になるなどとは夢にも思わなかったのです。

ところが自分で受験勉強のために英語学習を始めると、面白いように上達するようになったのです。そしてそれなりに偏差値が高くなったり、点数が取れるようになってくると、自分は英語の才能があると思うようになりました。実に単純なものです。(笑)

要するに自信の問題なのです。自信さえ持てるようになれば必ず英語はできるようになります。

今現在英語が苦手だという方もいると思います。そのような方にお伝えしたいのは、まず自信をつけるということなのです。そうすれば後は勝手に力がついてきます。

ではどのようにすれば英会話や英語学習上の自信がつくのでしょうか?それは以下の条件を満たした時です。

・自分の上達を妨げている理由を明確にする。(英語学習性の弱点を明確にする。)

・上達のためにある一定期間弱点部分を徹底的に克服するよう努力する。

私はこの2つの条件だけを満たせば必ず上達し、そして結果が出ることで自分の英語力が上がると思っています。

続きは次回。

2014年5月5日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa