英会話 留学 短期 の効能とは?

英会話学習をしている人の中で、将来海外に留学したいと思っている方もいるかもしれません。長期間の留学期間をうまく生かすのであれば、最低でも、英字新聞などをある程度読める状態で海外留学した方が良いと思うのですが、英語が苦手でそこまで持っていくことが大変だという方もいらっしゃるかもしれません。

そのような方にオススメをするのは短期英会話留学です。私自身は短期間での留学経験は無いのですが、もし確か今高校生や大学生であり、30万位持っているのであれば、思い切って、フィリピンのセブ島などに短期間の英会話留学してしまうかもしれません。

基礎的な英文法等の基礎的な英語知識が英語で書かれた新聞等を読むためには欠かせないのですが、英語学習に本当に何が必要か?いうことを肌で理解するためにこのような短期英会話留学を利用するかもしれません。

現地に入ってある程度打ちのめされて、本当の意味で必要な事は何か?ということがわかるようになると英語学習にも身が入るでしょう。

実際に私の生徒さんの中でも何人か、フィリピンはいませんが他の国に短期留学をして、英語をある程度使えるようになったことで自信を持てるようになり、後々英語力が急激に上昇したという方がいらっしゃいます。

海外留学 英会話が上達する人・しない人

海外留学をしても、英会話が上達する人と上達しない人がいます。

実際私がアイルランドに住んでいた時も、現地に半年とか1年余住んでいるのに、あまり英会話のレベルアップしていないと言う人が結構いたものです。

そういった人達全てに共通して言えた事は、英語の基礎力がないということでした。この英語の基礎力というの分解してみると・・・

・基礎的な英単語を知らない。

・中学校レベルの英文法理解していない。

簡単に言うとこういう状態だったのです。そして、英会話はある程度できるという人でも、まともな話をすることができないという人を観察してみると、英文リーディング能力が低いということでした。

結局基礎的な英語力を理解していないと、時間をかけても、大人の場合、英会話は上達しないということを、つぶさに観察することができたのです。

これは実にもったいない話です。

簡単な英文ををスラスラ作れる力さえ獲得していれば、英会話能力というのが徐々に自然に発展してくるのに、このサイクル形成ができていないので時間をかけても、英会話は上達しないのです。

雪だるまを考えてみれば良いでしょう。

最初に、自分の手のひら位の雪玉をガチガチにしてしっかり作ります。そして、それを転がしていけば、自動的に大きな雪だるまができるわけです。

英会話学習もこれと同じです。海外に留学する前にその点をしっかり前て欲しいというのが、英語教師である私の切なる願いです。