英会話 指導方法2 人を観察する

英会話を上達する時に自分で真剣に練習することも必要なのですが、もし身近なところに英会話をする人がいるときは、様々な事が参考になります。

参考にするためには、まず様々なことを観察してみれば良いです。

・英語を話す時の発音は自分と比べてどうか?

・使っている英単語の範囲はどうか?(語彙力があるか?)

・実際に英語を話すときに文法的に正しい英語を話しているのか?

・その人がよく使う表現があるとすれば、それはどのようなものなのか?

などなど・・・観察をすると様々なことがわかります。相手を見ていて自分と比べて良いところをどんどん吸収してけばよいのです。

まず発音を自分よりも相手の人からは「どのようにしてそんなに綺麗な発音を身につけたのか?」と単刀直入に聞いてみるとよいでしょう。発音も才能が関係あると思いますが、発音が上手な方は独自の方法を持っている人も多いのです。もし、そのアドバイスを聞いて自分がそれを実行できそうなら早速実行してみればよいのです。

自分よりも使っている英単語の範囲が多ければ、その人物と同じ語彙力に慣れるように懸命に努力してみればよいのです。相手が自分が知らない言葉を使っていれば、それを早速メモして覚えてしまいましょう。

このように様々なことを相手から吸収できるはずです。

次回へと続く。

 

 

 

2014年3月21日 | カテゴリー : 英会話講師 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 指導方法

教室に通って下さっている言語の専門家生徒さんから、以前「講師が言語を教える際に、発話をしない指導方法がある」という話を聞いたことがあり、英会話のレッスン中に、それを話題にして、話したのですがインターネットでそれについて調べてみるとなかなか興味深いものがありました。

英会話を習っている者の立場からすると、講師が全く英語で話をしないという指導法は考えられないかもしれないのですが、その状況を見る限り様々な生徒さんが積極的に話すようになるのです。実に不思議な状況です。

グループレッスンで行われているのですが、そこに参加している人達は、先生が英語を話さなくても、少しずつ話せるようになっているのでした。それは学習者が内発的動機に基づいて英会話を行うという点に優れていたことと、1人の参加者が話をしている際に、他の参加者達は、話をしている参加者と講師の反応を見ながら〝どのように話せばよいのか?〟というものを少しずつ理解していくからのです。

つまり、講師が指導した物を覚えるという形式ではなくて、英語学習している人たちが他者の状況や、自分の頭の中で考えていた事を何度ももトライアルすることによって、正解を導き出しながら英会話を行うというものでした。

次回へと続く

 

2014年3月21日 | カテゴリー : 英会話講師 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 体に馴染ませる。

数ヶ月前にレッスンを始めたときにはまったく英会話できなかった生徒さんが、最近英会話トレーニングでメキメキと力をつけ始めています。かなり会話ができるようになってきたのです。

その生徒さんが昨日のレッスンで以下のようにおっしゃっていました。

「まだまだ必死になって頭の中で英作文しながら話をしているので、かなりパニックになっているのです。」

私はこの生徒さんが言っていることがよくわかります。そしてこの状況からいち早く脱出する方法も経験上知っています。では、とすればよいのか?というと・・・・

実に当たり前のように聞こえのかもしれませんが・・・・

「基本的な事を考えなくても、熱が出て意識が朦朧となっていても口からすぐに英語で言えるようになること」なのです。

このためには、自分が既に分かっているというような簡単なことでも、可能な限り口から出して、体に馴染ませるような感覚で練習繰り返していけばよいのです。短期的に効果を実感できないかもしれませんが、数か月半年と時間が経つにつれて、効果は必ず体感できるようになります。

She studies の3単元のSや、If she goes there tomorrow という文の時条件の副詞節ないの未来は現在形で表すなどというルールも、あります訓練していくと、体に馴染むものです。

英会話学習を韓国語学習ブームから考察してみる。4

なぜ多くの人人たちは英会話学習か嫌になるのでしょうか? それは英会話学習するという動機付けがはっきりしていない場合が多いと思います。

韓国語学習を続けられる中年世代の女性たちは、英語学習を始めるよりもはるかに難易度が高いであろう韓国語学習を維持できるのは私は韓国ドラマを日々テレビで見るからだと思っています。

英会話学習をみなさんも続けたければ、毎日自分で見ていて楽しいと思うアメリカのドラマや映画を1時間でも見ればいいのです。英単語を覚えたりリスニング学習にも当然役に立ちますが、この、英語でテレビなどを見るという行為自体が、英語学習の動機付けを継続させることになります。

英語学習はなにぶん成果を出すためには、それなりに長期間視聴懸命勉強しなければならないのですが、私のダイエットと同じで動機付けがはっきりしないと、誘惑にいとも簡単に負けてしまうのです。

ストーリーが面白いと毎日ドラマを見ることになります。ですから最初は、英語学習をしようとあまり読まないで面白いドラマを眺めてみるとよいのです。眺めることで、もっと勉強しなければいけないと思うようになるはずです。ぜひ韓国ドラマにハマる女性たちを英語学習にも応用してみてください。

英会話学習を韓国語学習ブームから考察してみる。3

前回のブログでは、韓国語学習を継続できる人は、韓国ドラマを見ている人が多い そしてそれがモチベーションを維持する手掛かりとなっているのではないか? という話をしました。

今日はこれを英語学習に役立てる方法について考えてみたいと思います。

私がズバリおすすめしたいのは、可能な限り話に引き込まれるような英語ドラマを見てみるということです。私の場合は、今からおおよそ7年位前にアメリカの英語ドラマプリズンブレイクを狂ったように見ていたものです。(笑)

この話は、無実の罪で捕らえられた兄を救出するために、主人公マイケルが自ら刑務所の中に入り、脱走をするという話だったのですが、ストーリー展開が非常に面白くてテレビ画面に齧りつくようにして毎回見ていたのです。もちろん見るときは英語で見ていました。

そうすると確かに、ストーリー展開にも非常に引き込まれるのですが、同時に英語を聞いて理解しようとする気持ちも強くなるのです。そうすると、わからない表現や英単語などをメモして覚えていこうと、英語学習に対して前向きになりそして自発的な姿勢で挑むことになります。これが英語学習する時に非常に役に立つようになると思うのです。

続きは次回。

英会話学習を韓国語学習ブームから考察してみる。2

前回のブログで韓国語学習を継続する人が多い理由を解明し、それを英語学習に応用できるようになると役に立つのではないか?という話の続きですが・・・

難しいハングル文字を前にしても挫折をしないし、何年も韓国語学習を続けられる人が多い理由の1つは、私はKorean dramaにあると思っています。私から見るとどう考えても英会話の方がはるかに簡単であると思うのです。

テレビでそれらのドラマを見ていても、多くの学習者は理解出来ないはずです。ところがストーリーの興味につられて、それを毎日眺めることになります。言葉が全くわからなくても、その禁断症状はなかなか抜けないのです。(笑)そうすると、毎日毎日ドラマを見ながら「もう少し聞き取れるようになれれば良い」などと動機付けが、しっかりとできるようになのではないでしょうか?

BSチャンネルなどでは月曜日から金曜日までほぼ毎日やっています。だいたい1つのドラマは1日あたり1時間位放送されているわけです。毎日よくわからなくても、そのドラマを必ず見るようになるわけです。少しずつでも自分で単語を覚えるなどして、それがテレビの中で出てきて聞き取れるようになると「ああ、自分が覚えた単語が出てきてわかった」などと喜びを持てる瞬間が来るのではないでしょうか?そして、それこそが英語学習をする上での大いに参考になる部分なのです。

続きは次回。

英会話学習を韓国語学習ブームから考察してみる。

こんなことを言っては失礼かも知れませんが、おおよそ10年位前に韓国語の学習のブームが始まった時に、私は『日本人の事だからせいぜい一過性のブームで2年くらい続けば終わってしまうだろう。やはり英会話ブームに勝てるわけは無い』と思っていました。

言語の必要性から考えれば、英語は言うまでもないですが、世界一番使われている言語である中国語のブームが起こるはずではないか?と思っていましたが今のところそれが起こる兆しは観るうことができません。

なぜ韓国語の話をしたかというと、韓国語学習であっても英語学習であっても、ある程度継続しなければ結果が見えないと言うところは変わりがないと思うのです。ですが、私の偏見かもしれませんが、英語学習に挫折をした人は何人も聞いたことがあるのですが韓国語学習に挫折をしたという人はあまり聞いたことがありません。〝その理由はなぜか?〟 と考えてみました。そしてそれをうまく活かすと英会話学習で挫折する人も減少させることができるのではないかと思います。

韓国語学習を始めた人はだいたいKorean dramaを見て、そしてその俳優に対して興味を抱く というパターンが多いのではないかと思います。冷静に考えてみると、ハングル文字を少しずつ覚えていかなければならないという手間があるのですが、不思議と挫折する人が少ないように思います。

続きは次回。

英会話学習と目的2

前回のブログの続きですが、英会話学習をする上で重要な事はそれをする目的です という話をしました。今日は具体的な話をしたいと思います。

例えば旅行英会話をマスターしたいと思ったとします。この時に細かくどの程度までできるようになりたいのか?を考えてみればよいのです。

空港で英語でやりとりをする ホテルにチェックインする タクシー乗る 駅で列車のチケットを買ってみる レストランで注文する お店で買い物をしている シチュエーションだけでもいろいろあると思います。

そこからさらに考えを掘り下げてそれぞれがシチュエーションでどんな事は英語で話ができれば良いのか?と考えてみます。そうすると、どんな英単語を覚えなければいけないかは、英語でどんな疑問文が作れなければいけないか?などなどより細かいことが明確になってきます。明確になってくると人間案外覚えることができるものです。

そして目的が明確であると、そのギャップを埋めようと、さらに一生懸命英語学習に邁進することができます。目的を細かく考える作業はぜひ自発的にやってください、こればかりは自分で考えなければどうにもなりません。そして厳しいようですが、英会話学習する上ではこの積極性がない方はなかなか継続することはできないでしょう。

 

英会話学習の目的

4月から心機一転で習い事を始めてみたいという方もいらっしゃると思います。英会話もそんな習い事の1つなのですが、英会話学習を始める前に必ず考えてほしいことが1つあります。それは・・・

英会話学習を始める目的です。なぜ英会話学習をしたいのか?という理由をしっかり考えてみましょう。

英会話の勉強というのは、どうしても長丁場になるので、なんとなく始めたのであれば学習の継続ができなくなる可能性が高いのです。初心者であればなおさらです。初心者の方はどうしても、学習の経験が少ない分、自分がどのくらい学習するとどのくらいできるようになるのか?という見通しが曖昧で、少しでも学習成果が上がらないと挫折しやすいのです。

その時には、自分はなぜ語学学習を始めるのかと言う目的が必要なのです。目的が明確な人こそ英会話学習は長く継続できると言っても良いでしょう。目的が明確であると、多少挫折してもそれでできるということがなくなります。

私が読んだ本によると、人間の思考というのは、変わるようになるまで半年つまり6ヶ月ぐらいかかるようなのです。なんとなく英会話学習を始めると、思考がふわふわしていますから、おそらく何度も修正が必要なります。修正が必要になる時に重要であることがこの目的であります。

続きは次回。

英会話 NHK ラジオ ニュースを活かす。

テレビのNHK7時ニュースの英語に慣れてきたら、次はNHKのラジオで英語ニュースを聞くことをお勧めいたします。

NHK worldでは毎日2時から、英語でニュースを流しているので、それを聞きすることをお勧めいたします。テレビのニュース違うところは、画像が見えないというところです。画像が見えないと、英語の聞き取りそのものに集中せざるを得なくなります。この作業が英語を聞き取る力を高めてくれるのです。

今は少し時間が長くなりましたが、昔は確か15分ぐらいであったので、私は昔これを毎日録画して、何度も何度も聴いたものです。テレビのニュースと同様に、背景が海外のニュースと比べて非常に分かりやすいので、楽しみながら聞くことができました。

大昔の話なので笑われそうですが、当時はカセットテープの時代だったので、2時間のカセットテープにこれを録画して、通勤時間に聞いていたのですが、一日で、おおよそ1時間聞くことができたので、二日間あれば全て聞くことができたのです。これを1ヶ月あたりやっているとだんだんとその中にある表現も次第に覚えてくることができました。

英単語や英語表現を覚えようと頭働かした訳ではなくて、英語で流れてくる音に集中しないよう理解することに力を注ぐといつの間にか、かなりの表現を覚えることができました。