英語力 帰国子女2

前回のブログで帰国子女のお子さんが、もし英語力の伸び悩みに直面した時に、英語学習を正しい方向に導く親御さんの協力が必要だという話をしました。今日はそれを続きです。

私自身は1年間留学していたものの、いわゆる帰国子女ではないので、帰国子女の人たちに会う時に、いろいろなことに興味を持って質問してしまいます。

特に興味を持って聞くのは、帰国子女で英語力が本当に素晴らしい人達です。どのような英語学習をしたのかと?海外に住んでいる間、そして帰国後の両方について尋ねます。

興味深いポイントは、文章をある程度きちんと読める人たちは、帰国後に英文をしっかり読む練習をしたり、文法の理解と言うものをきっちりとやっているパターンが多いということです。

逆に、あまりそういった力がない人達は、ほとんどそういうことをやっておらずに、英会話が気がなんとなくできるという状態なのです。

こういう状況を何回も目撃するようになり、私はたとえ帰国子女であったとしても、単に丸暗記していたり、使っているだけでは本当の意味での高度な英語力は獲得できないのだと確信するようになりました。

英語のインプットアウトプットを大量にやっている彼らであってもそうなのですから、英語に触れる時間が限られる国内で英語学習をしている人達は、その点についてじっくり考える必要がありそうです。

2014年8月23日 | カテゴリー : 帰国子女 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa