公立学校の英会話授業について1

ある中学校の先生と英会話の授業について話をしました。

今の公立の教育現場ではコミュニカティブアプローチ的な考え方が多くなっていて、先生が英会話をしながら、ゲームやなどよくわからない作業をさせることが多いというのです。

このアプローチは、英語を学習する上ではモチベーションこそが大事だ言う考え方から来ているわけですが、私はほとんどの授業を、このようなやり方で行うというのは非常に危険な考え方であると思います。

確かに英会話を習得する上ではモチベーションは大切です。ですが、楽しむことだけで、本当に将来必要な技術が身につくのでしょうか?

プロ野球の選手になった人が、小さい頃から基礎的なトレーニングを一切しないで野球のゲームを楽しんで行い、その結果でプロ野球の選手になれたというパターンを私は1つも聞いたことがありません。

キャッチボールやらすぐりやら地道なトレーニング終わったうえで、その技術の向上を確認する上で試合をしているパターンが多いのではないでしょうか?

基礎技術を向上させるために地道なトレーニングは欠かせないというのが私の意見です。この少し大変なトレーニングを学習者にさせるためには、一つ一つのトレーニングを集中してさせるようなレッスンメニューさえ提供できれば学習者は、よくわからない件でなくてもモチベーションが維持できるものです。