英会話 訛り グローバル言語としての宿命。

海外に留学中の生徒さんからメールが来ました。

〝インド人の話す英語が訛りのせいで非常に聞き取り辛くて大変です。〟

確かに私がテレビを見ていてもインド人の話す英語独特の訛りがあるので、聞き取るのに苦労します。

この生徒さんは、多国籍が集まる国に留学しているので、様々な訛りの英語を経験しているようです。確かに最初は大変かもしれませんが、長い目で見ると、これは大きな財産になると思います。私も同じような経験をしているので、後々有効であるということは自信を持って言える事なのです。

実は英会話を習得しても、訛りのある英語を聞き取る練習というのは、なかなかできません。私の知る限りですが、特殊な訛りの英語聞き取るための練習ができる教材は、訛りのあるインド人の英語を聞き取ることに特化した英会話教材でした。

英語という言語は、周知の通りで、世界どこでも話されています。そうすると、インド訛り、フランス語訛り、スペイン語訛り、中国語訛り・・・などなど様々な訛りのある英語が世界中で飛び交ってることになります。数から言うと、訛りのある英語の方が標準英語とも考えられます。

実際に仕事などで海外に出掛けると、そのような現実が待っているのです。ですから、留学などを通じてあらかじめこのような訛りのある英語に苦労していると後々助かります。

2014年9月29日 | カテゴリー : 英会話 発音 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 発音矯正

英会話学習をする時に、発音矯正とその練習についてよく生徒さんから聞かれる事があります。

私のそれに対する結論は以下です。

『発音練習が好きな人は、気の進むままドンドン行えばよいが、それにあまり興味が持てない人は最小限で乗り切る』ということです。

最小限で乗り切ると言うのはどういうことか?と思う方もいるでしょう。最小限で乗り切るというのは『通じないところだけを直していく』ということです。

例えば、私の経験上からなのですが、LとRはよく言われているように重要だということは確かです。でも全ての場合に於いてではないのです。

向うに住んでいた時に『リフィー川(River Liffey)はどこですか?』というのが通じない無くてビックリしたのです。ここでRとLの発音に気を付けて話すと通じたのです。

こういうと、全てのRとLの発音を強制したくなるかもしれませんが、全部が通じない訳でもないのです。

例えば get up late などというのは、殆ど意識しないでも通じたものです。同じLが入った発音であってもです。

こういう事に気づいてから、私は、積極的に通じない発音の英単語を積極的に記憶するようにし、そしてそれらを使って英会話をする時には、積極的に綺麗な発音を意識したものです。

最小限で乗り切る方法について話をしましたが、もちろん綺麗な発音であればその方が良いのは確かですので、発音矯正が好きな方は、気の向くままにそのまま進めて下さい。

2014年7月29日 | カテゴリー : 英会話 発音 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 発音 矯正 について

海外で暮らしていた時に、お世話になったいた家族と車でどこかに出かける時がありました。そうすると、当時4歳位であった次男が川を見ながら「ドッグ ドッグ!」と叫んでいたのです。

『どこにに犬がいるのか?』と思いながら、川を見てみると、鴨であったのです。

『ドックではなくて、ダックか?』と笑ってしまった記憶があります。

英会話をしていたり、実際に誰かが英語を話しているのを聞いているときに、1番難しいと感じたのはそういう場面でした。文脈がなくて、いきなり誰かが英単語を口から発する時が、1番大変だったのです。

英会話をする時には、自分の口から出した英語が相手に伝わるかどうか?という意味で発音練習をする必要もあるのですが、同時に聞き取る上で重要なことも、私の場合のようにあります。

ただ、あまり発音矯正について心配しすぎる必要はないでしょう。私の経験から言うと、自分が英会話をするときに、相手が理解できるような発音で話すためのトレーニングがより重要であると思いますし、何よりもコストパフォーマンスのよいのです。

実際に英会話をしながら、自分の発音を矯正しなければならないところだけ、必要に応じて段階的に進めるのが、1番効率の良いと思います。

2014年7月4日 | カテゴリー : 英会話 発音 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 訛り

英会話をするのでリスニングというのは非常に重要になるのですが、それがにリスニングができるようになって苦しめられるものの1つがイントネーションや発音の問題です。

私がアイルランドに住んでいたときには、基本的にアイルランドの英語なのでそれは非常にクリアに聞こえました。そしてその英語に近いイギリス英語もそれなりに聞こえたのです。

ところが帰国してから、アメリカのニュースやアメリカのドラマを聞くと、発音やイントネーションが違うためなのか聞き取ることに苦労したのです。

「同じ英語でもこうも違うものなのか・・・」と痛感させられた記憶があります。

単純にこれが単なる慣れの問題なので、雷位集中してトレーニングをしていると私の場合はアメリカ英語でもそれなりに対応することができました。

英語がグローバル化していく時に問題なってくるのは、必ずしも、このような英語圏の人たちとのみ英会話をするのでは無いということです。

つまり、フランス語訛り、イタリア語訛り、中国語訛り・・・の英語に対応していかなければならないということになります。

私の場合は住んでいたダブリンが割合多国籍なところだったので、様々な国の人たちと交流していくにつれてだんだんと慣れることができたのはラッキーでした。もし海外に留学しようと考えている方は、この点も考えておくと良いかもしれません。

2014年5月4日 | カテゴリー : 英会話 発音 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話と発音

ある生徒さんと英語学習をしていたところ、英語の発音の話になりました。この生徒さんは短期間のアメリカ留学経験があるそうで、その時の失敗談をしていました。

folk song のfolkをこの生徒さんが発音すると「fork」にしか聞こえないと住んでいたところの家族から指摘されたそうです。

発音というのは実に面白いものです。例えばLとRの発音はある程度強制されてきても、私の場合はPlayといういちゃん語を使って話をする時に、よく住んでいた所の子供から、お祈りをするポーズをされてからかわれたものでした。彼らには私の発音が「pray」のように聞こえていたようです.

発音は子供時代に身に付けた方が良いのは確かなようです。ですが、諦めずに練習していると、子供ほど、上手にはなりませんが、あるところ通じるところまでは絶対に改善することができます。

私は発音よりも重要だと思うのはアクセントです。発音の重要性を否定する訳では無いのですが、アクセントがそれなりになると発音の弱さというものをカバーすることができます。

逆に発音が上手でもアクセントがおかしいとなかなか理解してもらえないものです。

いずれにしても少しずつ努力して練習することで、少しずつ上手になるでしょう。

2014年2月25日 | カテゴリー : 英会話 発音 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa