英会話学習と英文法学習

英会話学習をするために英文法している方もいらっしゃるかと思います。

私が強くお勧めしたいのは、英文法勉強している時に、一つ一つの英文法項目を理解することと、その英文法項目が他のどの項目と関連しているのか?をしっかり考えてみることです。

例えば形容詞のことをしっかり理解します。そしてこの形容詞というのは名詞を説明する役割ですから、不定詞の形容詞的用法、現在分詞の修飾、過去分詞修飾、関係代名詞 などという項目と関連してきます。

なぜ、一つ一つの要素をしっかり理解することが重要か?また、そして他の英文法項目との関連を理解することが大切か?というと、そうした方が応用の可能性が広がるからなのです。

3+4=7 ですがこれがもし、3×4であるとすれば12になります。しっかり理解すること関連性を理解することは足し算を掛け算にするような可能性を秘めているのです。

また単に英会話学習の領域だけでなくて、これは英語で書かれた文章を読む力にも伝わります。文章を読む力があれば、これは英語を聞き取る力にもあります。また、英文法をしっかり理解できるようになると、書く力とも関係してきます。書く力が増えてくると話す力が広がるわけです。

そして、一般的に人間は、知識を単に丸暗記するよりも、他の知識との関連性が分かる方がより学習が楽しくなるものです。ぜひ英会話のために英文法勉強している方はその点を意識してみてください。

英会話に必要な英文法

ある生徒さんと英会話のレッスンをしている時に「一度本当に嫌になってやめようかなぁと思っていたのですが、最近は楽しくなってきたので教室に通うのが面白くなってきました。」とおっしゃる生徒さんがいます。

この生徒さんが一度やめたくなくなった理由はだいたい見当がつくのですが(笑)、基礎的な英文法の整備をしている時になかなか身に付かなかった時期がありジレンマを感じたのでしょう。

ところがこの文法の整備を当英語教室が売りものにしている 英会話トレーニング の中の口を使った英文法のトレーニングを通じてある程度口から出せるようになったのです。

そうすると実際の英会話をしているときにも使えるようになるので、結果としていろいろなことが英語で言えるようになります。確かに英単語の問題もありますし使えてる文法も幅広い状態では無いのですが、とりあえず自分がコミニュケーションを取るうえで必要な英文法項目はマスターしているので、自信がついたのだと思います。

英会話をするときに、英文法書物に書いてあるすべての英文法をいきなり最初から全てマスターする必要ありません(最終的にはリスニングの問題がでてくるのである程度、把握しておく方が良いのは確かなのですが)まず自分が必要なことだけ吸収できればよいのです。