英会話習得目的 は?

英会話学習をする上でモチベーションの維持は重要になりますが、何故英会話を習得したいのか?という目標が明確になればなるほど、学習効率も上がりそしてモチベーションも落ちないものです。

最近あまり聞かなくなりましたが一昔前は、英会話ができるとかっこいい そういう理由だけで英会話学習を始めた人も多かったと思います。

中には、他人に対して見栄を張る事が生きがいのような人もいるので、英会話ができるとかっこいい というだけでもモチベーションを維持することが可能な方もいますが、一般的にはそれでは習得はなかなかできないのです。

それではなぜこのような状況では習得できないのでしょうか?

それは、英会話を作って何をしたいのか?ということと結びついていないからなのだと思います。

かなり状況は極端ですが、あなたの大切にする人が、英会話を話す何者かに無残にも殺されたとします。復讐したいという欲望がピークに達すれば、英会話がたとえできない人であったとしても、その復讐心ゆえにすぐに上達するものです。英会話を習得するということ自体が単なるプロセスに過ぎないので、目標を見失わずに上達することができるのです。

長々と書いてしまいましたが、本当に英会話を習得したいというのであれば、その先にあるものよく考えてみましょう。

英会話 レッスン テーマ を明確に!

ある生徒さんがある日の英語授業の中で言いました。「今年の英会話レッスンのテーマは語彙力を増強することです。」

このように学習者自らが、英会話レッスンをする上で、目的を明確にするという事は大変良い事だと思います。

というのも、自分で目標を設定したり目的を明確にしている方は、その学習対象に対し、より真剣に、そして集中して行くことになるので、結果としてより身に付くようになるのです。

自分でテーマを決める際には、毎回毎回という短期的なものでも、長期的なテーマであっても良いと思います。

・英単語力

・発音の改善

・文法知識の拡充

・文法や英単語の運用能力の改善

などなどテーマは色々あります。

ただ、初心者の場合、自分で何を学習したらよいのかということがよくわからない場合が多いと思うので、すべきことをまず英語教師に聞いてみるなどし、自分でテーマを設定していくという形なのかもしれません。

せっかくお金を払ってレッスンを受けのであれば、自分に身に付く方法を学習者自ら模索するという姿勢は必要になると思います。

教える側はもちろん、その生徒さんの必要な事を分析し、レッスンを提供するのは当たり前のなのですが、私の経験から言うと「お金を払っているんだから先生が見つけなさい」という意識の人はなかなか上達しないものです。

それに対して自分でやる気があって、本当に上達しようと思っている人は、このように自ら上記のような目標設定している方が多いのです。

難しく考える必要はありません。自分の英会話力や英語力が伸びるように真剣に取り組む意識だけあれば、自動的に目標設定をするようになるでしょう。

英会話学習モチベーション維持のための映画鑑賞。

以前英会話のモチベーション維持のために、英語でドラマを見たり映画を観ることをオススメします という話をしました。

早速生徒さんの1人がこれを実行してくれました。

「英語で映画を見たんですけれど結構聞き取るのが難しくて」:生徒さん

「そうですか・・・。ですが見ていると英語学習のモチベーション維持なりませんか?」:私

「ああ、それは確かになります。」:生徒さん

英会話学習のモチベーションが維持できなくなる理由の1つが、自分が行っている英会話学習の学習なり訓練が、実生活中でほとんど関わりがない場合です。

それを防止するための1つの策が英語でドラマを見たり映画を見る事なのです。

映画を見ながら英語に触れ、かっこいいセリフの1つでも 覚えられれば儲けものですし、仮に覚えることが出来なくても純粋にその時間を楽しめたのであれば決して無駄な時間にはならないはずです。

1週間に映画を一本でもドラマを1話でも見ると英会話学習をやるという気も起きますし、また、英語に触れながら考え事をしているとインスピレーションがわいてきて、思いもかけないようなアイディアが湧いてくることもあります。また、英会話の理解に必要な文化的な背景を学ぶことができるわけです。

楽しみながら英語を英語で見てみましょう。

英会話学習を韓国語学習ブームから考察してみる。4

なぜ多くの人人たちは英会話学習か嫌になるのでしょうか? それは英会話学習するという動機付けがはっきりしていない場合が多いと思います。

韓国語学習を続けられる中年世代の女性たちは、英語学習を始めるよりもはるかに難易度が高いであろう韓国語学習を維持できるのは私は韓国ドラマを日々テレビで見るからだと思っています。

英会話学習をみなさんも続けたければ、毎日自分で見ていて楽しいと思うアメリカのドラマや映画を1時間でも見ればいいのです。英単語を覚えたりリスニング学習にも当然役に立ちますが、この、英語でテレビなどを見るという行為自体が、英語学習の動機付けを継続させることになります。

英語学習はなにぶん成果を出すためには、それなりに長期間視聴懸命勉強しなければならないのですが、私のダイエットと同じで動機付けがはっきりしないと、誘惑にいとも簡単に負けてしまうのです。

ストーリーが面白いと毎日ドラマを見ることになります。ですから最初は、英語学習をしようとあまり読まないで面白いドラマを眺めてみるとよいのです。眺めることで、もっと勉強しなければいけないと思うようになるはずです。ぜひ韓国ドラマにハマる女性たちを英語学習にも応用してみてください。

英会話学習を韓国語学習ブームから考察してみる。3

前回のブログでは、韓国語学習を継続できる人は、韓国ドラマを見ている人が多い そしてそれがモチベーションを維持する手掛かりとなっているのではないか? という話をしました。

今日はこれを英語学習に役立てる方法について考えてみたいと思います。

私がズバリおすすめしたいのは、可能な限り話に引き込まれるような英語ドラマを見てみるということです。私の場合は、今からおおよそ7年位前にアメリカの英語ドラマプリズンブレイクを狂ったように見ていたものです。(笑)

この話は、無実の罪で捕らえられた兄を救出するために、主人公マイケルが自ら刑務所の中に入り、脱走をするという話だったのですが、ストーリー展開が非常に面白くてテレビ画面に齧りつくようにして毎回見ていたのです。もちろん見るときは英語で見ていました。

そうすると確かに、ストーリー展開にも非常に引き込まれるのですが、同時に英語を聞いて理解しようとする気持ちも強くなるのです。そうすると、わからない表現や英単語などをメモして覚えていこうと、英語学習に対して前向きになりそして自発的な姿勢で挑むことになります。これが英語学習する時に非常に役に立つようになると思うのです。

続きは次回。

英会話学習を韓国語学習ブームから考察してみる。2

前回のブログで韓国語学習を継続する人が多い理由を解明し、それを英語学習に応用できるようになると役に立つのではないか?という話の続きですが・・・

難しいハングル文字を前にしても挫折をしないし、何年も韓国語学習を続けられる人が多い理由の1つは、私はKorean dramaにあると思っています。私から見るとどう考えても英会話の方がはるかに簡単であると思うのです。

テレビでそれらのドラマを見ていても、多くの学習者は理解出来ないはずです。ところがストーリーの興味につられて、それを毎日眺めることになります。言葉が全くわからなくても、その禁断症状はなかなか抜けないのです。(笑)そうすると、毎日毎日ドラマを見ながら「もう少し聞き取れるようになれれば良い」などと動機付けが、しっかりとできるようになのではないでしょうか?

BSチャンネルなどでは月曜日から金曜日までほぼ毎日やっています。だいたい1つのドラマは1日あたり1時間位放送されているわけです。毎日よくわからなくても、そのドラマを必ず見るようになるわけです。少しずつでも自分で単語を覚えるなどして、それがテレビの中で出てきて聞き取れるようになると「ああ、自分が覚えた単語が出てきてわかった」などと喜びを持てる瞬間が来るのではないでしょうか?そして、それこそが英語学習をする上での大いに参考になる部分なのです。

続きは次回。

英会話学習を韓国語学習ブームから考察してみる。

こんなことを言っては失礼かも知れませんが、おおよそ10年位前に韓国語の学習のブームが始まった時に、私は『日本人の事だからせいぜい一過性のブームで2年くらい続けば終わってしまうだろう。やはり英会話ブームに勝てるわけは無い』と思っていました。

言語の必要性から考えれば、英語は言うまでもないですが、世界一番使われている言語である中国語のブームが起こるはずではないか?と思っていましたが今のところそれが起こる兆しは観るうことができません。

なぜ韓国語の話をしたかというと、韓国語学習であっても英語学習であっても、ある程度継続しなければ結果が見えないと言うところは変わりがないと思うのです。ですが、私の偏見かもしれませんが、英語学習に挫折をした人は何人も聞いたことがあるのですが韓国語学習に挫折をしたという人はあまり聞いたことがありません。〝その理由はなぜか?〟 と考えてみました。そしてそれをうまく活かすと英会話学習で挫折する人も減少させることができるのではないかと思います。

韓国語学習を始めた人はだいたいKorean dramaを見て、そしてその俳優に対して興味を抱く というパターンが多いのではないかと思います。冷静に考えてみると、ハングル文字を少しずつ覚えていかなければならないという手間があるのですが、不思議と挫折する人が少ないように思います。

続きは次回。

英会話学習と目的2

前回のブログの続きですが、英会話学習をする上で重要な事はそれをする目的です という話をしました。今日は具体的な話をしたいと思います。

例えば旅行英会話をマスターしたいと思ったとします。この時に細かくどの程度までできるようになりたいのか?を考えてみればよいのです。

空港で英語でやりとりをする ホテルにチェックインする タクシー乗る 駅で列車のチケットを買ってみる レストランで注文する お店で買い物をしている シチュエーションだけでもいろいろあると思います。

そこからさらに考えを掘り下げてそれぞれがシチュエーションでどんな事は英語で話ができれば良いのか?と考えてみます。そうすると、どんな英単語を覚えなければいけないかは、英語でどんな疑問文が作れなければいけないか?などなどより細かいことが明確になってきます。明確になってくると人間案外覚えることができるものです。

そして目的が明確であると、そのギャップを埋めようと、さらに一生懸命英語学習に邁進することができます。目的を細かく考える作業はぜひ自発的にやってください、こればかりは自分で考えなければどうにもなりません。そして厳しいようですが、英会話学習する上ではこの積極性がない方はなかなか継続することはできないでしょう。

 

英会話学習の目的

4月から心機一転で習い事を始めてみたいという方もいらっしゃると思います。英会話もそんな習い事の1つなのですが、英会話学習を始める前に必ず考えてほしいことが1つあります。それは・・・

英会話学習を始める目的です。なぜ英会話学習をしたいのか?という理由をしっかり考えてみましょう。

英会話の勉強というのは、どうしても長丁場になるので、なんとなく始めたのであれば学習の継続ができなくなる可能性が高いのです。初心者であればなおさらです。初心者の方はどうしても、学習の経験が少ない分、自分がどのくらい学習するとどのくらいできるようになるのか?という見通しが曖昧で、少しでも学習成果が上がらないと挫折しやすいのです。

その時には、自分はなぜ語学学習を始めるのかと言う目的が必要なのです。目的が明確な人こそ英会話学習は長く継続できると言っても良いでしょう。目的が明確であると、多少挫折してもそれでできるということがなくなります。

私が読んだ本によると、人間の思考というのは、変わるようになるまで半年つまり6ヶ月ぐらいかかるようなのです。なんとなく英会話学習を始めると、思考がふわふわしていますから、おそらく何度も修正が必要なります。修正が必要になる時に重要であることがこの目的であります。

続きは次回。

英会話力の比較

英会話学習を英会話スクール等で習っていると、他の人の英会話力について気になることもあると思います。

私はカルチャースクールなどで、講座を担当していたこともあるので、英会話学習をしている時の人間心理を自分の経験と共に客観的に見てきていたのですが、以下のような気分になる方が多いように思います。

・他の人の英会話力を気にして落ち込む人。

・自分の英会話力が他の人より上だと悦にいる人。

どちらのケースも私から見ると非常に不幸なので、良い意味で比較をするのはやめた方が良いと思います。

まず他の人の英会話力を気にして落ち込むパターンですが、自分がなぜ英会話を習っているのかということをしっかりと考えた方が良いと思います。

最終的に自分がどうなりたいのか?ということが見えていると、自分より英会話が上手な人がいても落ち込むのではなくて、その人達から自分が学べることを貪欲に吸収しようと思っていれば良いだけです。

もう一つ私の経験上から言えることですが、自分より上手だと思っている人でも、自分のレベルが低い間は、自分より上手だと思っている人の英語力自体を正確に測定出来ていないということもあります。なんとなくペラペラ話せてるだけでも自分よりすごく上手に見えてしまうものです。

どちらにしても最終的に自分の英会話力が向上することがいちばん幸せなことなので、そのために何ができるかを考えた方が良いでしょう。