英会話 疑問文 練習方法。

前回のブログでは、英会話をする上で疑問文をスラスラ作れるようになる為に、練習が必要であることと、自分が言えない疑問文の為の表現ストックの為に、英会話 疑問文 ノート があると便利であるという話をしました。今日はその続きです。

疑問文練習の必要性があることは解ったが、どのような疑問文を作れる必要があるのだろうか? という疑問を持つ方も多いと思います。

私が自分でやった事は、以下のようなことでした。

一般的な英会話のテキストを開き、答えの部分だけをまず眺めます。そして、この答えをベースとして疑問文を考えてみたのです。

例えば、答えが No, not yet. であれば・・・・

Have you finished your report yet? などと言った具合です。

一つの答えが出せたら、どんどん色々な答えを眺めていきます。

そして、ドンドンそれらに対する疑問文を作っていくのです。そうすると、疑問文のバリエーションが頭の中に拡がります。一つの疑問文ではなくて、3つの疑問文を作るというように難易度を高くすると、さらに英会話に必要な疑問文のバリエーションは拡がります。

実際に英会話をしながら、疑問文を作るようにはるかに短時間で色々な疑問文が作れるようになります。

英会話 疑問文 ノート

前回のブログで、英会話において疑問文を作成する能力の重要性と、その練習の必要性について触れたのですが、実際に自分で練習する時には、自分が言えない疑問文のデータをストックしておくことをお奨めいたします。

実際に自分が英会話をする時に、どのような疑問文を必要とするのかは、個人の興味、嗜好が絡んでくるので、自分でデータベースを持っているに越したことはないのです。

自分で疑問文を作ろうと思い『この疑問文は作れないな・・・』と思ったら、まずジックリ考えてみて、考えても答えが出なければノートに記しておく必要があると思います。

ジックリ考えてみる必要性があるのは、疑問文を作ろうとした時に、様々な角度から考えてみることで、自分が伝えたいメッセージが色々表現できるという事を体感する必要性がある為です。

例えば『札幌駅は何処ですか?』という疑問を作ろうと言う時に、これが言えない場合でも・・・

・札幌駅への行き方を教えてくれますか?

・札幌駅はこの辺りですか?

などと尋ねることによって、尋ねた相手から答えが引き出せるようになります。

一つの答えしか頭に浮かず、それ以外の答えを考えられないようでは、実際の英会話の時に困ってしまいます。ジックリ色々と考えてから、それでも答えが浮かばないものは、本当に後で何回も見直すべき項目で英会話 疑問文 ノートの出番です。

英会話 疑問文 の重要性

英会話学習をする時には皆さん、様々な文章を作れるようになることを理想として練習に励むと思うのですが、意外に蔑ろにされていたり、盲点になっているのが、疑問文の練習です。英会話 疑問文 練習がなされていない場合が多いのです。

実際に英会話をする時に、人間の性格によって、相手に疑問を投げかける事が多いタイプの方と、話を聞くことが多いタイプと2通りの方がいると思うのですが、仮に後者であったとしても、適度な相槌として疑問文を作れる必要はあると思います。

また、英会話をする時に、特にピンチに陥った場合であればあるほど、こちらから積極的に疑問文を作り話を引き出せる必要があるので、日頃の英会話練習の中で疑問文を作れるようにしておくことは、重要なのです。

後日のブログでも触れる予定ですが、疑問文と言うのは、ある一定数がある程度口から出せるようになると、殆ど全ての状況において、困ることがなくなると思います。一定数と言うのが、どの位になるのかは個人差があるので、実際に本人が自信を持てる範囲まで練習していくしかないと思うのですが、いずれにしても有限であることは間違いありません。

是非日頃の英会話学習の中で疑問文を作る練習に関して考慮してみて下さい。

英会話 瞬発力 はどのように磨くか?2

英会話の瞬発力が無い方の中で、たまにいらっしゃるのは、英単語はたくさん知っているのに、うまく使えないというパターンです。

そんな方達は多くの場合、英単語そのものの意味だけを覚えている方が多いのです。使える情報として頭に入っていないのです。

例えば、morning という英単語を知らない人はいないでしょう。

ところが、初心者の方の中には『午前中に』=in the morning というのを正確に言えない方などがいます。

こういう基本的なフレーズが言えない方は、いくら難しい英単語をたくさん知っていても、英会話の時に使える形になっていない為うまく対応出来ないのです。

英単語を覚えるという作業自体は悪くないのですが、それをする時には『実際に自分が英会話で使う時には、この英単語はどのような形で使うだろうか?』と軽く考えてみれば良いのです。

そういう視点で一度考えてみると、自分が覚えておかなければいけない形と言うのは自動的に見つかるものです。考えないで、英単語を丸暗記していると、実に簡単に忘れてしまうと言う副作用もあります。

食べ物を噛まないで丸のみしていると、吸収しきれずに、下痢になって外に排出されてしまうようなものです。自分の血や肉としたければ、一度頭で消化してみる作業が必要になります。

2014年7月18日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 瞬発力 はどのように磨くか?1

英会話が口からスラスラと言えるようになるにはどうしたら良いですか?と生徒さんから聞かれることがあります。

その状況に応じて、適切なアドバイスをさせて頂いているのですが、口からスラスラ言えるようにこと=英会話 瞬発力 を意味するのであれば、一つしてはイケナイことがあります。

それは『英文を意味も考えずに丸暗記をすること』です。

簡単な決まり文句や挨拶はそれでも良いかもしれません。ところが実際の英会話では、場面場面に応じて臨機応変に英文を口からスラスラ出せる必要があります。そうすると意味を考えないで、文章を覚えているだけでは、とても対応しきれないのです。そうではなくて、どんな状況になっても、瞬時に頭が動くように日頃から考え練習しておくことしか策は有りません。

暗記ばかりしていて、英語の文章の事を良く考えない方は、自分の知っている英文がピタリと当てはまった時には、意味も考えなくても瞬時に口から出てくるのですが、それ以外の場合はどうにもならないのです。

英文を暗記しないで、日頃から『今ある知識でどんな英文を作れるだろうか?』と色々と考えてみてください。そうするとかなりの応用力が自動的に形成されるはずです。

2014年7月17日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 中学文法 の必要性。

英会話に英文法が必要であるという話は、10年前に比べて世の中に認知されていると思うのですが、それでも依然としてなお、その必要性に対する理解は低いと言えると思います。

私は1年ごとに、今の日本において英語格差は進行していると思うのですが、この格差の中で、上に位置する人々は英文法の必要性を理解しているのです。逆に下に位置する人々は、その必要性が殆ど理解出来ていません。

そして、英語学習のコツを理解していない親御さんから生まれたお子さん達は、ほぼ無条件に英文法は必要性はないという刷り込みを受けて成長してしまいます。また、幸運な場合でもせいぜい、英語は使っていれば勝手に出来るようになると思い、学習の必要性など微塵も感じる事はないのです。実に不幸な話です。

さて、英会話が出来るようになりたければ、中学英文法をとにかく自分で自在に運用できるようになるまで、自身で工夫しながら勉強して下さい!と強く訴えたいのです。

僅かこれだけの事が出来るかどうか?だけで、英会話が出来るかどうか?の方向性がかなり決まってしまいます。

当英語教室に通っている中学生などで、英文法が得意な子達は、さして練習もせずに英会話がある程度出来てしまいます。理由は実にシンプルです。英会話をする際に必要となる文章の骨格を即座に組み立てられて、後は知っている英単語を置き換えただけでかなりの事を言えてしまうからなのです。

英会話 英文法 を早く習得する方法。2

英会話に役立つ英文法を習得する方法について前回のブログでは述べましたが、今日もそれの続きです。

どのようにすれば効率的に習得できるのか?ということですが、一番やってはいけないことは、自分が使うことなど無いような英文を覚えることなのです。暗記が駄目であるということでは無くて、役に立たない形で覚えるのが良くないと言う事なのです。

では、どのようにすれば、役に立つような形で英文法項目を習得できるか?ということですが『自分が習った英文法項目を使い自分であればどのような英文を実際の英会話で使えるだろうか?』と考えることなのです。重要であるのは、あくまでも、〝自分であればどのように使えるか?〟と考えてみることです。こういった形で英文法を眺めると恐ろしいほど簡単に習得できてしまうものです。自分が役に立たない英文など覚える必要もないのです。

例えば不定詞の副詞的用法について学んだとしましょう。これをとにかく会話でスラスラと使えるようになりたければ、これで文章を作ってみる事を考えます。

私であれば、以下のような英文が考えられます。

・F1レースを観る為に、私は鈴鹿に毎年行く。

・鈴鹿に行くために、私は9月に一生懸命働かなければならない。

このような状況で不定詞の副詞的用法が私には必要なのだという事が認識でき割合らくに習得できます。

英会話 英文法 を早く習得する方法。1

英会話 学習をする上で、フォーカスするポイントを決めた上で学習する事が重要だ という話を前回のブログの中でしましたが、本日は英会話に役立つような形で英文法学習をどのように進めると効率的に学習できるか? という話です。

自分の立ち位置をしっかりと理解することが重要なのですが、以下のポイントをチェックしてみると良いでしょう。

・中学生レベルの英文法全体が漠然としているか?否か?(日本語をみて英語の文章を作れるかどうか?で判断してみると分かりやしかもしれません。)

・中学生レベルの英文法が断片的に弱い。(不定詞が怪しい、関係代名詞が怪しいなど。)

問題が前者である場合は、やはり一から学習していかなければ、ならないでしょう。ですが、例えばThis の使い方は分かるけれど、Thatの意味がわからない などのように基礎文法の中でも、自分が解らない所だけを集中学習してみれば良いのです。解かっているところは、する必要はありません。

後者の方は、意外に学習は楽なものです。本当に怪しい分野だけを集中してやれば良いだけなので、かなり学習時間は短くて済むでしょう。

前者、後者どちらの方にも共通することですが、英文法を英会話で役立つように学習するためには、その文法要素を使ってどのような英文を言えるだろうか?と考えながらすることです。

そうすることで、本当に役立つ視点で、英文法を見る事が出来るようになると思います。次回のブログではこの点について触れたいと思います。

英会話 学習法  学習のポイントを何にするか?

英会話学習をする時に、多くの方が悩みを持つと思うのですが、特に初心者の方が悩むのには理由があると思います。簡単に言うと、ちょっと欲張りなのかもしれません。例えば、中学生レベルの基礎力(英文法や英単語など)が固まっていない方は、どんなに『英語で伝えようという意思』があっても、英文自体を口から出すことが出来ないのですし、相手が言っている英文を聞き取ることも難しいですし、全体的に漠然としてしまうものです。英会話をするということは、英語総合能力の披露会のようなものだと考えると分かり易いかもしれません。

ですから、英会話  学習をする時に重要であることは、学習をする上で、まず何に焦点を当てていくのか?という事です。どれもこれも全部の力を上げようと欲張ろうとすると、泥沼にはまります。

フォーカスするポイントですが、以下を考えると良いでしょう。

・中学生レベルの英文法の理解。

・中学生レベルの英文を作成する訓練。

・最低、中学生レベルの英単語の習得(play や sleepなど)

・簡単な英文を聞き取る訓練。

いくつ

中学生レベルの英文法の習得と英単語などでは同時並行してやることは可能でしょう。短期的な目標を立てて、そこに焦点を当ててみてください。

英会話 レッスン おすすめ の方法。

私はよく生徒さんに日常の英会話学習や英会話レッスンを受ける前に『目標設定や目的設定をすることの重要性』を説くのですが、本当の意味でこれを理解している方は10パーセント位のように思います。

実は私も、今でこそ偉そうに言っていますが、ある時気付くまで、そんなことを考えてもいなかったのです。

気付きの原点は何処にあったか?というと、海外留学中に英単語を貪欲に覚えようとしていた時のことでした。普通に英単語を覚えようと思っても、なかなか覚えられないのに『自分で習得しようと意識し、2回か3回使ってみるだけでケロリと覚えることができた』のです。

そんな経験をしてから、さらに貪欲に『この英単語を覚えていないから積極的に使おう』とか『この言い回しは体得出来ていないから使ってみよう』と思うようになり、かなりの事を吸収することができました。

『能力自体は全く変化がないのに、意識が変わるだけでこんなにも人間のパフォーマンスは変わるものだ』と驚いたものです。

英会話レッスンを受ける生徒さんに強く訴えたいのは、授業を受ける前に、教室に向かって歩いてくる間のわずかな時間に『今日は〇〇をマスターしよう』『前回の授業の終わりに次回は〇〇をやるといっていたけれど、この点が曖昧だから確認しょう』、『この英単語を習得していないから、最初の会話で使ってみよう』こんな意識を持ってほしいのです。

このようなちょっとした工夫だけで、英会話力は大幅に改善すると思います。