英会話教師 年末のご挨拶。

今年最後のブログになります。今年も一年ありがとうございました。

英会話に関して言うと、今年は少し生徒さんで前進する方が多かったように思います。

英会話学習に関して前進できた方の共通点を考えてみると・・・

・英語学習に完璧を求めすぎない。

・週に2・3回は学習する。

・理解が求められるものに関しては背後にある原理をシッカリと理解しようと努める。

・英語学習をする為の理由と目標がきちんとある。

来年も生徒さんが英語学習で少しでも前進できるようお手伝いできると嬉しいです。

皆様良いお年をお迎えください。

英会話 英文法 必要な部分だけを確実に吸収する方法。

生徒さんから時々〝たくさんの英文法は覚えられなくて・・・〟と言う悩みを聞くことがあります。

それに対し私は〝無理に英文法を詰め込もうと思うのはやめて、まず自分で何を話したのか、またはどういう内容の話を理解出来るようになりたいか?をしっかり考えて下さい〟とお伝えします。

確かに、いろいろな英文法事項を理解していた方が、英語力全般のことを考えると良いのですが、人工的に詰め込んだ知識というのはなかなか身につかないものです。ですから、自分が本当にその知識が必要だと思えるようになることが重要です。

自分の言いたい話が決まると、それを伝えるためにはどのような英文法事項を使えば良いのか?ということが自然にわかります。必要なことだけまずしっかりと吸収していけば良いのです。

また、英会話をしていて英語を聞き取る練習をしている時に、理解できない文法事項があったとしましょう。その話を本当に理解したいと思えば、自動的にその英文法事項を理解しようと思うはずです。興味を持った部分だけその都度しっかりと理解していけば良いのです。それを少しずつ積み重ねていくと、ある程度の時間が経過すると、結構いろいろなことが理解できているものです。

英会話 疑問文 の練習を時々意識的にしてみる。

先日、英会話の練習をしている生徒さんが興味深いこと言っていました。

最近、英語を話す機会があったそうなのですが、しばらく疑問文を使う機会がなかったところ、相手に質問しようと思った時になかなか疑問文を作れなかった・・・と言っていたのです。

この 生徒さんは、ひとりで世界各地を旅行するくらいですので、どんな話題であってもだいたい英語でコミュニケーションをとるのに十分なくらい会話ができるのですが、疑問文を作る機会がなかったところ、そういう状態に陥ってしまった・・・ということなのです。

英語教室などで英会話の練習をする時に、陥りがちなのは、英語教室という場所では、講師が生徒さんに英語で質問しそれに応えるという状況の方が圧倒的に多いために、なかなか自分で疑問を発するという機会がない状態になりがちです。こういう状況に慣れてしまうと、なかなかイザと言う時に英語で疑問文を作ることができなくなってしまうのも無理はないでしょう。

ですから時々、生徒さんの方からどんどん英語で質問して頂き、それに対して講師が話をしていく・・・と言う普段の英語レッスンとは違う客の展開を作ってみる方が良いのかもしれません。

いずれにしましても、英語で話をする時には、疑問文をスラスラ作れることも非常に重要です。苦手な方は時々英語疑問文の練習をしてみてください。

2014年12月25日 | カテゴリー : 英会話 疑問文 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 学習 運動のように考える。

英会話学習をしている人は、日々試行錯誤してると思うのですが、あまり難しく考えすぎるとストレスがたまるので、もう少し気楽に考えると良いと思います。

私の個人的な意見ですが、初心者の人はまず〝自分の思いを相手に伝えられるようにする〟ということをテーマにし英会話学習継続すると良いと思います。

自分の思いを相手に伝えられるようにするには、最終的にはたくさんの知識も必要なのですが、初心者の間は「自分の持っている知識で、相手に言いたいことを伝えられないだろうか?」と考えながら話をしていくようにすると良いと思います。そして、思うように会話が出来なければ、スイミングや自転車に乗る時のように体がある程度自動的に反応するようになるまで、練習を続けてみるのが良いと思います。

個人差があるので、どのくらい練習するとどのくらい成果が上がるのか?は明確では無いですが、ある一定期間一生懸命練習すると「どうにか自分の思いだけは相手に伝えることができるようになるものです。」

そしてそれはある程度駅ようになったら、次の段階を考えてみると良いと思います。

より詳細にいろいろなことを伝えたければ〝英文法をもう少し磨いてみよう〟〝英単語力をもう少しアップさせよう〟など少しずつテーマが決まってくると思います。そしてそれはまた改善していくのみです。

英会話 体調 との関係。

ある生徒さんが、英会話レッスンにやってきた時に、どんな話題を振ってもほとんど英語が口から出てこなくなるという時ありました。本人は英語ができないと思ったようですが、よくよく状況を尋ねてみると、仕事で非常に疲れていて、頭が回っていないようでした。英語力の問題ではなくて、これは肉体疲労が原因です。

小さい頃から海外暮らしをずっとしていて、英語という言語が日本語とほぼ同じレベルの状態であれば、あまり関係はないのかもしれませんが、英語を第二言語として学んだ人は、体調の良し悪しで、思ったよりも英会話がうまくいかないとか、どうも思うように口から英語が出てこないという時が多々あると思います。これは仕方ない事であると思います。体が疲れてくると、頭の回転がやはり鈍ってくるからです。

私もその昔、 1週間朝から晩まで英語を話さなければならなかったことがあります。簡単な通訳的なことをやったのですが、日本語を聞いて、それをすると英語に変換する事を朝から晩までやっていると、 1週間もすると疲労が溜まってきて、最後の方では身体の疲労が頭に来て英語が思ったように口から出なくなるのです。

英語学習は何より楽しみながらやることが重要ですから、そんな状態になったら一度英語から離れて、体を休める事を第一に考えた方が良いでしょう。

小学生 英語 必修化 について

某日新聞を読んでいると、小学校での英語教育の問題点について書かれていました。

教員によっては、英語アレルギーがある方もいる様で、実に大変な状況です。フィンランドのように、国民の数が数百万人のようなところであれば、質の高い教員を確保するのも苦労なく出来てしまうのかもしれませんが、数が多い日本ではなかなか難しいのかもしれませんね。

週1回とか2回の英語レッスンを小学3年生位から始めたとしても、その他の時間英語に触れている時間がなければ、道具としての英語の獲得は難しいように思います。

かなり乱暴なやり方かもしれませんが、予算の関係もあるし、教員の質にもバラツキがあるので、私は小学生の英語の授業というのは コンピューターゲームのようなものを英語でさせてみて遊ばせたり、ディズニーの英語を見せるなどさせて、小学校の先生の能力がバラツキがあっても出来ることをさせるのが、ロングスパンでは良いように思えます。『英語はなんとなくこんな感じ』という印象を子供に持ってもらい英語に対する前向きな感覚を形成できれば十分ではないかと思います。

そこから、興味のある子は自分で英会話教室や英語教室に通うことを選択すれば良いですし、英語でもっとゲームをやりたいという子供は、ゲームをさらにするようになり、結果として英語学習や英会話学習はそれなりに進むように思うのです。

ゲームを英語でやるようになれば、複雑なゲームになればなるほど、より英文読まなければならないなど文法的な側面の理解が必要になるので、その時はみっちり理屈を理解してもらえるようにすれば良いように思います。

国民全体にある程度の効果を期待するには、どこを妥協点にするのか?という視点が重要であると思います。

英会話 技術 の重要な力の一つを高田純治さんに観た!

先日バラエティー番組を見ていると、若かりし頃の高田純治さんがバズーカ砲を持ってオーストラリアのテレビ番組に出ているシーンがありました。

あの様子を見みる限り、あまり英会話はできないように思うのですが、英会話をする上で重要な要素を確実に持っているので、高田さんが英会話学習を始めると、メキメキ上達するのだろうなと思っていました。

英会話が上達する上で重要な要素というのは(これは日本語でも同じだと思いますが)相手の注意を引くことが出来るということです。自分の英語があまり堪能でなくても、相手の注意を自分に惹きつけることができる人は、つたない英語でもそれなりにコミュニケーションが取れずようになります。そうすると楽しくなるので英会話学習はドンドン進みます。

高田さんは、このオーストラリアのティー番組にゲストとして出演した時に開口一番こういったのです。

「I am a famouse Japanese comedian」

famouse という英単語の使い方が絶妙だと思います。スタジオの人達はこれを聞いただけでゲラゲラと笑っているのです。こういう風に注目を惹きつけることができると、その後で聞いている人達はこの人物は一体どういうこと話すのだろうか?と聞き耳を立てることになります。そうするとつたない英語でも会話はスムーズに進わけです。

英会話 簡単 に上達する方法はあるのか?

インターネットなどで英会話学習に関する情報を閲覧していると〝簡単な英会話学習法はあるか?〟のような話がよく書かれています。

私のこれに対する結論は「英会話学習者がどう考えるか?心の持ち方次第で簡単にもなるし苦痛にもなる。ただし、学習なしに英語力が上がる事は絶対にない」というものです。

例えば私の場合、英会話学習は大変だと思った事はあまりありません。時間は費やしていますが、結構簡単だったと思います。(人から見るとそうではないのかもしれませんが、自分の感覚ではそうなのです。)その理由を考えてみると、英語を通じて何かしら楽しむことをしているからです。楽しいことは、大変なことでも苦痛でなくなります。

例えば、その昔英語ができなかった時に英語で新聞等を読めるようになりたいと思いました。ただしこの時の出発点というのは、英語の勉強しようということではなくて、英字新聞に対応いう情報が書かれているのか知りたい というのが始まりだったのです。そうするとこれを読もうと必死にはなるのですが、内容がわかってくると非常に楽しいのです。

また、英会話が全然できなかった時には、確かに最初は大変だったのですが、いろいろな人と話をして楽しみたい という欲求がまず強かったので、自分が知っている知識でとりあえず話そうとしたのです。そうするとなんとなくでも、英語でコミュニケーションが取れるようになります。そうすると英会話は案外簡単だと思えます。そしてそこから、より意思疎通ができるようになるためには、自分に対してどのような学習を課していかなければならないのか?ということを考えてそれを改善しようとします。それを繰り返すと英語学習はどんどん楽になります。

純粋に今日までこれを積み重ねてきたのです。

英会話学習をしようと思う人はまず、英語ができるとどういうことが楽しくなるのか?楽しくなる部分についてまずフォーカスして考えてみると良いと思います。

2014年12月10日 | カテゴリー : 英会話学習 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話が出来ない ・・・・! 英語力とは別の理由。

英会話を習っている、時々生徒さんに見られるケースなのですが、英会話をしようと思っても話が続かないと言う場合があります。

こういう時に陥りがちなのは「自分は英語ができないからだ」とか「やっぱり自分が英会話できないんだ」などと結論付けてしまうことなのですが、必ずしもそうではありません。

その人の持っているキャラクターとかアイデアに問題がある場合があります。

例えば私が以下のような質問をしたとします。

・20年後日本人は英語が上手になっていると思いますか?またその理由はどうしてですか?

・リニアモーターカーが品川と名古屋の間を結んだ時にどのような人達がそれを最大限活用しメリットを得られると思いますか?

このような質問をした時に

1.日本語ですらすら答えられるけれど、英語になると答えられない。

2.日本語ですらすら答えられない、そして英語でも答えられない。

と言う2つに分かれると思います。

1番に該当している人は、英語力の問題ということになるでしょう。ところが2番に該当している人は、これはもう英語力以前の問題です。日本語の段階でアイディアを思いついていないのですから英語で答えることができるわけは無いのです。このような方達はまず日本語で発想力を磨く練習をした方が良いと思います。

2014年12月7日 | カテゴリー : 英会話 話題 | 投稿者 : hoshinoenglisheikaiwa

英会話 継続 出来る事も才能

英会話学習中のある生徒さんと、これまでのレッスンについて話をしていました。長期間にわたって学習中の生徒さんなのですが、少しずつ少しずつ成長しています。〝来年はまた1つ大きな目標を持ちましょう〟という話をしていたのですが、以前から目標としていたところにいよいよ来年挑戦できそうです。

英文法、英語リスニング、リーディング能力 全ての力が少しずつ上がってきているのですが、これもひとえにこの生徒さんが、地道に学習して下さった結果だと思います。そして改めて思うのは〝継続できることも才能である〟ということです。

短期間で大幅に力を上げてくれる生徒さんもいますが、一般的に英語学習や英会話学習の状況見ていると、地道に長く英語学習をして下さった生徒さんの方が、確実に力を上げています。そして講師として1番嬉しい事は、英語力が本当の意味でその人の人生にとって役立つものになっているということです。

英会話がある程度できるようになって、 以前よりも旅行が楽しめるようになったという方ももちろんですが、英会話学習から始まりそしてTOEICや英検学習などをしていって、転職などをして所得がアップしたり、社内で昇進したりする方、資格取得はもちろんのこと、英語で仕事をするようになったという方もいます。いずれの方にも共通しているのは、やはり地道な継続です。

長期的ビジョンで考えて、英語学習が人生に役立つものであればと思います。