英会話 多読 との関係。

私自身の経験なのですが、私は最初、英会話があまり得意ではありませんでした。どちらかというと、英語で書かれた文章を黙々と読むという方が好きだったのです。

もちろん、友人達と会い、話をする時、住んでいたホームステイ先の人たちと交流する際には、英会話をする必要があったので、もちろん英語で話をしたのですが、ある程度の意思疎通が可能になってくると、そんなに話をする事はありませんでした。

時間があれば、自分の部屋に入り、買ってきた本や英字新聞を読んでいるということが、留学生活後半は、特に多かったように感じます。いわゆる多読をやっていたのです。

英語で書かれたものを大量に読んでいると、自分の英語力に関連して様々な変化が起こりました。まず1番大きな変化を感じたのは、英字新聞等を、日本語を頭に浮かべることなく、語順通りにスラスラ読めることができるようになったことです。そしてその力が増すにつれて、ラジオのニュースやテレビの英語ニュースが理解できるようになりました。そしてさらに、いつの間にか大量のインプットをやっていると、覚えたという意識がないような表現が、英会話をする場面で自動的に使えるようになっていたことです。たくさん英語で読み続けていると、そんなこともあるのだなあ と感じたものです。続きは次回。