英会話が強いゆとり世代と指導方法

最近の10代とか20代の学生さんを見ていると、本当に英会話が私たちの世代と比べて格段に上手だと思います。

いろいろと理由はあると思うのですが、インターネットの普及やら、英会話教室が偏在している状況でそれだけ英語に親しむ機会が私たちには私の上の世代よりも格段に増えているのかもしれません。

さて、いわゆるゆとり世代の若者場合、英会話を上達させようと講師の立場から考えると、文法的に弱いとか英語の文章構造を把握する力が弱いといった問題点があります。また、あまり怒られるとか厳しく指導されるという経験がないからか、メンタル的な弱さというものもあります。

そういった状況を踏まえると、良いのか悪いのかという事は別に置いておいて、相手の良いところをできる限り伸ばしていくということが必要になります。

例えば英会話が上手な生徒さんの中には、発音が上手な方もいます。そのようなお子さんをまずその点をしっかりと認めててあげることが重要になります。そして少しずつ文法的に弱いところなどを修正いく作業が必要になります。

実際私の教室に通っている生徒さんでも、英文法が苦手だったのに興味を持ち出して以降は、目覚ましく上達したというケースも多々見られます。指導方法によって結果が大きく変わるというのは実に面白いものです。