日常英会話 範囲は意外に限定される。

海外に住んでいると、英会話が上達すると思っている方がいると思いますが、これは確かにそうなのですが、以前もお伝えしたように学習者本人に積極性がないとなかなか英会話は上達しないのです。

実際私は、現地の家族と住んでいて英語でやりとりをしている時に『日常英会話というのは意外に限定された範囲の英語力で住んでしまうものだなぁ』と思ったことがあります。

普通に生活をしていると、最初の頃は苦労しても、その環境に慣れてくると、必要な知識というのは本当に限定されてくるのです。

逆に言うと、英会話を本当に幅広い範囲できるようになりたいと思うのであれば、自ら積極的にそれを拡大する方法を考えなければいけないのです。

ですから私の場合、住んでいた家族と積極的に様々な話題について話をしたものです。こうすることで、自分が使うべき英単語や英語表現が増えると思ったからです。

日本社会の問題やアイルランド社会の問題について話をすることは非常に勉強になったものです。社会問題というのは当然ながら広範囲に及ぶものなので、相手が話をするのが好きな方であれば、どんな事でも話ができるわけです。

これから海外生活を始めようと思う方は、日常英会話は限定的であるということを意識した上で、受動的な英会話学習から積極的な英会話学習に発想を切り替えてみてください。